政治

2009/12/15

事業仕分け、おかしいぞ。

親方新井さんも、以前このことに関して触れていたと記憶しています。民主党のいわゆる無駄な事業の仕分けの中でこんな問題が起きています。文化予算がばっさり切られるのです。プロの音楽家がこんな悲鳴を上げる事態は相当のものと考え、airplantsの橋本歩さんのブログ記事を丸ごと転載します。この中の「学校に出向いてワークショップを行い、生徒の参加も含め体験してもらう」というのは、長らく継続的に新井さんがやってきた仕事のひとつでもあります。

日本のオーケストラを救え!!
先日、小沢征爾さんも直訴しにいったみたいですが、なんだか大変なことになっているようです。
これを読むと、音楽は勢いをなくしていく方向にしかいかないんじゃないかと怖ささえ覚えます。

回覧されてきたメールです。
〆切は明日12/15まで。

------------------------------------------------------------------------------------


民主党による事業仕分けにより文化関連予算がバッサリ切られました。
特に、子供たちを対象とする『本物の舞台芸術体験事業』が廃止、日本芸術文化振興会への交付金が圧倒的減額、とされたことは大きな問題です。
『本物の舞台芸術体験事業』は音楽のみならず、演劇、伝統芸能などの公演を、学校に出向いてワークショップを行い、生徒の参加を含めて体験させるという、大変意義深い事業です。

また、全国のオーケストラで発表されている来年度の定期演奏会などの公演の殆どが中止・プロジェクトの廃止となってしまいます。
そして日本の殆どのオーケストラが潰れてしまうということです。
日本のプロオーケストラ、ウインドオーケストラは国からの支援、企業による援助によってようやく演奏会を開く事が出来ます。華やかな舞台とは違い少ない予算と沢山の努力によってやっと経営出来ているのに国からの予算削減・事業廃止と言われたらたちまち仕事がなくなりオーケストラは解散するしかなくなります。このままだと全国に2つしかオーケストラが存在しなくなるかもしれません。
職を失うのは指揮者、楽団員だけでなく、事務局の方々、音楽事務所の方々、ホールを使わなくなれば赤字になり結局ホールの職員の人たちも生活が厳しくなります。

天下りによって私たちの税金が巨額の報酬や退職金になっている事業ならともかく子供たちの感性を豊かにし、将来の日本を担う人材を幅広く育てよう、日本の文化活動を底支えしよう、という事業にまで、費用対効果の理屈一辺倒で切り込んだ今回の非常識な結論には納得がいきません。
芸術教育はすぐに結果が見えるものではありませんし儲かるものでもありませんが、生きていく上で無くてはならないものです。

一つの分野が衰退していけば様々な所に波及し、日本に芸術分野が存在しえなくなります。
小澤さん、飯森範親さん、中村紘子さん、藤岡幸男さん、作曲家の三枝さんなど楽界を代表される方たちが芸術文化を守るため活動してくださっています。

皆さんにも文化を守るため今の状況をご理解頂いた上ご協力して頂きたいことがあります。
文化庁へ意見の申し立てのご協力をお願いしたく思います。
皆さんにEメールを2通送って頂くことにより事態が変わって行くかもしれません。
お忙しい中恐縮ですが芸術、音楽の必要性を政治家、仕分け人、行政、そしてたくさんの人に理解してもらう為に是非ご協力お願い致します。

メール(携帯、PCなどなんでも構いません)の内容ですが文章は自由でもかまわないのですが二重括弧の中の一文を入れていただくようお願いします。

宛先
nak-got@mext.go.jp

一通目
件名:
事業番号「4」事業名「文化関係1 独立行政法人日本芸術文化振興会」

本文:
中川正春文部科学副大臣
後藤斎文部科学大臣政務官宛

『芸術創造活動特別推進事業助成金の削減・廃止に反対します。』

注意:
住所、名前を入れてください。転送:fw: 記号の消去処理もお願いします

-------------------------------------------------------------------------------------

宛先
nak-got@mext.go.jp

二通目
件名:
事業番号「5」事業名「文化関係2―芸術家の国際交流(学校への芸術家派遣)」

本文:
中川正春文部科学副大臣
後藤斎文部科学大臣政務官宛

『プロ・オーケストラによる本物の舞台芸術体験事業の廃止に反対します。
この事業は日本の文化活動を底支えしようという事業、また子供達の感性を豊かにし、将来の日本を担う人材を幅広く育てよう、という事業だと考えます。
この事業の継続を強く希望します。』

注意:
住所、名前を入れてください。転送:fw: 記号の消去処理もお願いします

------------------------------------------------------------------------------------
締め切り間近ですみません。
サーバーがパンクするほどのメールを送る事でこの動きをとめられるかもしれません。
ぜひぜひご協力お願いします

| | コメント (0)

2009/12/01

払う必要ない

この記事は2日前に「政治のことを考えるのはやめる」とこのブログに書いた直前に書いたものです。いいかげんこんな問題を気にするのはやめようと思ってお蔵入りにしていたのですが、せっかくですので再度公開します。

新潟県が北陸新幹線の建設費のうち県負担分の支払いを拒否したため着工が延びている問題ですが、新潟県に負担する筋合いは無いと思います。北陸新幹線ができると、越後湯沢乗換えで北陸方面へ向かっている乗客が上越新幹線を使わなくなるので、JR東日本は上越新幹線の本数を3分の2に減らすと明言しています。越後湯沢で乗り換えた乗客は新潟県が出資する第三セクターの運営する「北越急行」を使って北陸方面へ向かっていますが、北陸新幹線が開通すると、その主に特急「はくたか」を使っている乗客が新幹線に移行するので、北越急行は全くのローカル線となり相当の赤字に陥ることが見込まれます。さらに現在JR東日本が運営している信越本線のうち新幹線との並行区間は、長野県側が第三セクターのしなの鉄道に移管されるのと同様、新潟県が受け皿になる第三セクターの会社が運営することになるでしょう。もともと新潟県にとって北陸新幹線はデメリットばかりの新幹線です。森喜朗と支持者のための新幹線に新潟県がお金を出すなんてばかげていると、ずっと思っていました。今はすべての特急が停まる直江津駅を一部の新幹線が通過することになり、それを口実に泉田裕彦新潟県知事が県負担金を「払わない」といっているわけですが、直江津駅うんぬん以前の問題なのは明白で、自治体財政が逼迫している中で県にとってデメリットがきわめて大きいプロジェクトにお金を出す必要はないと自分も思います。

| | コメント (0)

2009/10/26

越谷市長選挙に思う

越谷市長選挙に当選した高橋努氏は組織票をがっちり固めた選挙をしたと思います。県議時代、選挙の時には表面的には支援団体だった自分の職場の労組のようなところまで丁寧に足を運ぶのでした。当時きわめて若輩者ながら支部長だったので自分が応対したことがあります。自分の所属していた労組の集票力には疑問符がついていたにもかかわらず時間を割く高橋氏という人物に驚かされました。投票率37%でしょう。低投票率で当選できたのは支持組織を丁寧に固めたこと、そしてその支持組織が昨今の政権交代を期に大きく変わり民主党優位になったことが勝因なのかなと思います。

しかし高橋氏はどこを叩いても民主党、敗れた前職の島村氏はどこを叩いても自民党なのに、ともに「無所属」とはあきれます。千葉県民みたいに「無所属」といえば、どうみても自民党候補なのに知事にしてしまうケースがあるからと、つまりただの戦術だとわかってはいても、「その程度」と馬鹿にされている気がします。

| | コメント (0)

2009/09/23

八ツ場ダム・川辺川ダム計画中止に思う

このダム計画中止はとっても大きな意義があります。動いてしまったプロジェクトは止められないとの既成概念があり、とにかく動かすことが利害関係者にとっては重要でした。すでに数千億円がつぎ込まれていようとなんだろうと、その先にさらに無駄な支出をする必要はないです。地元住民の反発はもっともです。数十年にわたる大型公共工事によって生活をずたずたにされてしまった地元の人たちにとって「何をいまさら」と思うのは当たり前。有明海の干拓事業のように、漁業で食べていた人たちが干拓の悪影響で食えなくなって土建業者になって生計を立てているために容易に事業を中止できないという本末転倒の事態も起きています。「地元住民」が「必要」というのはそもそもおかしな話。地元のために作っているわけではないからです。手段が目的化している例のひとつで、この種の誤謬が日本社会には満ち溢れています。集落移転にまつわる補償金などのお金をどうするのか、建設工事に従事する地元の人の雇用をどうするのかといった、本質的ではないけれどきわめて重要な問題を解決する必要があります。

しかしダムに「治水の役割」が担えないことははっきりしてきています。「利水」の役割しか担えないダムには「山の栄養分や土砂を海に運び込み河口部の生き物を支える」自然の生態系を壊すデメリットを超えたメリットがあると考えられる場合にのみ作る必然性があり、しかもその評価が変わってきた場合にはいつでもストップする柔軟な対応が欠かせないと思います。

ここで対応を誤れば無駄に国土を傷める建設行政が軌道修正できないということになってしまいます。逆にすでに着工済みの大規模工事でも状況の変化に応じて中止する前例とノウハウをつくることは、低成長あるいはマイナス成長の日本という国が身の丈にあったしなやかな対応をあらゆる場面で行うモデルになりえると考えます。そういう意味で自分の鳩山政権と前原国土交通大臣への期待は大きいです。

| | コメント (0)

2009/09/17

民主党と自動車業界

以前から指摘しているように 民主党の前政調会長(組閣により政策調査会は閣議に吸収されるようです)直嶋正行氏は労組(旧民社党系)出身、しかも自動車労連の出身です。彼の頭の中には「自動車の需要喚起により自動車産業をさらに発展させ、その利益を組合も享受する」という発想があって不思議でありません。その結果、ガソリン税・経由取引税・自動車重量税・自動車取得税にまつわる暫定税率の来年4月廃止と大都市圏以外の高速道路無料化という施策がでてくるのでしょう。彼が経済産業大臣になるということは「この国を自動車産業で再生する」ことをひとつの柱と鳩山新総理が考えていると自分は認識します。そしてそれは自動車なんかもてない自分のようなものにとって、鉄道・路線バス・フェリーといった公共交通機関の一層の衰退を通して不利益を被ることは明らかです。自分はまだ日常の移動には鉄道やバスが不便なく利用できる大都市圏に住んでいますから影響は軽微ですが、首都圏でも国道16号線の外側になると、車のない生活は極端な不便を強いられます。路線バス網が完全に消滅しているエリアが埼玉県のベットタウンでもけっこうあるのです。障害者・高齢者のような交通弱者にとっては今以上に厳しいことになるでしょう。しかも減税や無料化の財源はあまねく国民が税金で負担するのです。

民主党政権成立の光と影を自分なりに考察してみます。課題はもちろんこれだけではありません。

| | コメント (0)

2009/09/01

議席確定

昨日の夕刊で衆議院選挙の確定議席を確認しました。埼玉県の自民党選挙区候補のうち3人が比例で復活当選していました。その中に柴山(独身税)まさひこ氏がいました。東京では与謝野馨氏や小池百合子氏も復活当選していました。朝刊の段階では分からなかったくらいひやひやの当選でした。与謝野氏や岐阜の野田聖子氏など大臣が落選していればもっと衝撃が大きかったでしょう。首相の麻生氏(福岡8区、飯塚市など)すら当確がすぐにはでなかった(自民党大国だった群馬でも小渕優子氏はさっさと当確が出ていましたが福田元首相は接戦で逃げ切りでした)ですものね。

| | コメント (0)

2009/08/31

全滅

全滅
埼玉県で小選挙区から立候補した自民党候補は1人も当選しませんでした。これだけの逆風下、比例で復活当選した新藤氏は大健闘だったと言えるでしょう。北葛飾郡の世襲候補三ツ林氏や春日部で親の元参議院議長&埼玉県知事の娘である土屋氏も落選。余談ですが土屋県政は春日部を中心とした利権政治で、春日部は良かったけれど特に県の西部はひどい目にあってたなあ。

| | コメント (0)

朝になって

埼玉8区。独身税発言の柴山まさひこ氏は落ちて当然。若い有権者から総すかんを食らったことだろう。発想が老人化している。自分たちの世代がなぜ晩婚化しているか、それは社会が高度情報化・専門化しキャリアを積むのに時間がかかるようになったからなのに税金かけて結婚させようなんて・・・将来の借金(年金)の支払いのために子どもを生ませようというのはばかげている。しかも晩婚化は日本だけでなく世界中でおきている現象。自分と同世代のくせにこんなことも分からない柴山氏は現代社会学を基礎から学びなおして出直すべきです。

石川3区は森喜朗氏が辛くも逃げ切り。ぜひ落としたかった人物ですが。首相退任後すぐに田原総一郎の番組に出演、北方領土問題は二島返還でロシアと調整していると発言してロシア側が即否定するなど物議を醸しました。それ以外にもこの人の発言はあまりにも立場をわきまえない軽率な発言が多い。首相になったのだって故元小渕総理が倒れて、密室で決まったことを皆さんもよく覚えているでしょう。麻生総理もほとんど内輪の論理で決まりましたが、だからこそ軽率な発言(本音)がぽろぽろ出るのでしょう。地元の建機メーカーコマツが、港がなくて輸出入に不便だからと茨城県への移転を表明したため、コマツの意にかなう港をごり押しでつくったことなどが辛勝につながったのか。

小泉政権下で「偉大なるイエスマン」として幹事長を勤めた武部勤氏が何とか比例で復活当選したのはよかったと思います。

麻生政権はきわめてでたらめな政権でしたが、麻生氏は敗北責任は認めたものの「実績はつくった」と強調。この態度が多くの人の堪忍袋の緒を切らせたと思います。

自民党は大物と呼ばれる連中がごろごろ落選しましたが、だからこそ中堅・若手が本当に自民党が担うべき役割は何か真剣に考え再起を期するのではという見方もあります。これはこのブログでも以前同じような見立てを書きました。こてんぱんに負けないと本気で考えないだろう、中途半端に勝つと民主党に鞍替えする連中がごそごそ出るだろうと。民主党が300議席もとった以上それはありえない。自民党の看板で勝負すること。そのためには新しい支持基盤が必要でそのためにはどうすればいいのか真剣に考えて欲しいものです。

社民と共産は相変わらず憲法9条論をふりかざすけれど、憲法で保障されている基本的人権の尊重、生存権についてどう考えているのか。生活保護の認定・給付は区市町村がやっていますが、言い換えれば住所がなくなると生活保護認定もされない、生存権は保証されないのです。明らかな憲法違反に対して何の言及もなくて何が庶民の党か。身体障害・知的障害と同等の社会保障がない精神障害者の存在は基本的人権を尊重していないことではないのか。基本ができていないと思います。特に共産党は「平和」うんぬんのイベントで青少年を呼び込み、監禁して民青への加入を強要する馬鹿な真似をやめて欲しい。自分はその被害にあって友達を一人失いました。やっていることが宗教団体と酷似しています。

| | コメント (0)

開票速報を聞きながら その5

日付が変わるのでそろそろ寝ます。

開票速報を聞きながら強く感じたこと。民主党の、特に新人当選者の多くが「脱官僚」とぶち上げているのですが、そんなことができるわけがない。勝間和代氏が述べているように基本的に日本の官僚は優秀ですし、そうでなければ困るのです。官僚という専門家集団がきっちりと根本を守っているから国が成り立っているのです。ただし、自分たちの存在を自己目的化している幹部が多くいることも確かで、それが天下り問題や予算の硬直化問題となっています。天下りはまったくひどく、補助金でももらおうものならセットで役人OBがやってくるというのが実情です。しかし、彼らは専門家集団です。彼らに方向性を与えて日本を変えていくには政治家自身も相当勉強する必要があるし、もっと言うと自分で何とかできるようなレベルでなく、専門家ブレーンが必要です。郵政民営化の時に竹中平蔵氏がやったようなことです。竹中氏は相当ハードな仕事をしました。「構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌」を読むべきです。アメリカでは大統領の周囲にたくさんのブレーンがいることが知られています。大統領はリーダーシップを発揮し、決断を下すことが仕事なのです。親父の葬儀の会葬御礼に仕事先の会社の社長と面会させていただきましたが、知力・決断力・リーダーシップとも素晴らしい方だとお見受けしました。不祥事で倒産した会社を引き受けて再生に取り組んでおられますが、「経営者もダメだったが労働組合もひどい」と嘆いておられました。

民主党の大きな支持母体である連合は労働組合の全国組織ですがきわめて頼りない。労働者の代表足りえていません。たとえば労働組合は業種別に組織されています。しかし、業種業態にこだわっていては企業の存続は困難な時代です。流通業界で言えば百貨店・デパートという業態は早晩滅びるでしょう。JRや三井不動産、その他様々な業種が小売に参入しています。しかしそういう対応はできない構造になっているのです。連合の書記長高木剛氏はユウアイゼンセン同盟出身、自分が所属していた労働組合の上部組織です。流通業は非正規雇用のウエイトがもともと高く、パートやアルバイトの組合員化が課題でしたがそういうことを実現できず日経ビジネスの「敗軍の将、兵を語る」という連載で反省の弁を述べたことがあります。公務員の闇専従問題も根深い。労働組合活動は仕事ではないので休み時間休みの日に活動しなければなりません。それなのに給料をもらいながら専門で労働組合活動をしていた連中が数千人もいたのです。

先日の日経新聞の書評に「路面電車を守った労働組合」という本が紹介されていました。これは広島電鉄の物語。

経営側が廃止しようとした路面電車に、「待たずに乗れる電車、定時発車、定時運行、等間隔運転」「利用しやすい電車」といった、利用者を増やすための施策を持ち込み、労働条件の低下をも積極的に受け入れながら、黒字経営に転換させ、経営側の姿勢を転換させ、ついには契約社員の全員を正社員にするという快挙を成し遂げた

こういう事例を見ても、痛みを言わずに耳当たりのいいことばかり言っている民主党議員に疑問を感じざるを得ません。これだけの大勝したことは逆に言えばかなり危うい。いわゆる小泉チルドレンがほとんど落選したのと同じことがまた起こる可能性が大きいし、民主党と言う党自体がいつまで一枚岩でいられるのかも疑問です。考えていることがまちまちなのですから。いい話だけ実現させられるわけがなく誰かが得をすれば誰かが損をするのです。みんながいい思いをする高度経済成長はとっくに終わり、官需がなければマイナス成長、官需は借金で作るという時代です。先ほども書いたとおり、借金は必ず返さなければならない構図になっており需要の先食いでしかありません。インフレと言うカタチで弱者にしわ寄せをしないようきっちりやって欲しいものだと思います。

いずれにしても、ここがスタートであることは間違いないですね。

0時40分、またもや選挙区では負けた埼玉2区候補の自民党新藤義孝氏が比例で復活当選確実報です。接戦だったのでしょう。たいしたものだ。

| | コメント (0)

2009/08/30

開票速報を聞きながら その4

23時30分東京12区である北区で民主党の青木愛氏が当確報。公明党の太田あきひろ代表の落選が決まりました。これは公明党にとって衝撃的でしょう。連立与党の自民党を締め上げたのでしょう。昨日自民党の街宣車が赤羽で太田氏の名前を泣きそうな声で必死に訴えていましたが、だめでしたね。

東京10区では民主党えばたたかこ氏が当確。小池百合子氏が落選しました。自民党総裁選のときに限って言えば自分は小池氏が最もよく、麻生氏は最悪の選択だと思っていました。今回、自民党が予想以上の敗北を喫しているのは、小池氏を選ぶかどうかはともかく多くの人が最悪と思っていた麻生氏を総理に選んだ議員連中の曇った目が原因だと思います。地元埼玉2区の新藤義孝氏も麻生氏をメルマガ「週間しんどう」で大変盛りたてていました。麻生氏を総理にしたのも自分の力だといわんばかりの発言がありました。批判メールを送りましたが理解していなかったですね。

| | コメント (0)