変わる精神科医療
またクリニックのチラシがポスティングされていました。今度は赤羽。まだ新しいみたい。赤羽は最近メンタルクリニックがいくつも出来て、ずいぶん競合するのではないかと思いました。しかしよく見ると、ここも先日の周愛利田クリニックと同様訪問診療をしているのだそうです。精神科の訪問診療なんて少し前は考えたこともなかったけど、そういう時代なんでしょうか。考えてみれば自分が訪問看護を受けるなんて想像もしなかったです。自分が発病した頃は精神科の訪問看護、あったかもしれないけれどずいぶん敷居が高かったでしょう。今は精神科専門の訪問看護ステーション、結構ありますものね。
昨日ちょっとだけ、ブログを始めて間もない2005年1月の鳩ヶ谷雑記を読んでみました。この当時は、従来の通院医療費公費負担制度が自立支援医療制度に変わる過渡期で、その事ばっかり書いてありました。署名集めまでしていてびっくりしましたが、当時は通院医療費公費負担制度という制度が、今で言うポイントカードのようなものだとは全く知りませんでした。ポイントカードを使うと、お店側に個人情報が丸見えになりますよね。それと同様、精神障害者保健福祉手帳を持っていないけれど精神疾患を持っている人を、役所が把握するためのものだったんです。きっと精神疾患=危ないと考えられた時代にできた制度なんですよね。これは精神保健福祉士の勉強をして初めて知りました。
そう考えると、精神科の医療って変わり続けているんですよね。認知症がクローズアップされたのも遠い昔じゃないし、今は発達障害で通院する人が急増してそれを売りにしているところも増えてきました。日曜日に診察しているというところもありますね。ポスティングされた赤羽すずらんメンタルクリニックも土日診療しているそうです。鳩ヶ谷のしばた心身クリニックも、発達障害を診てくれるので最近知られているみたいですが、日曜日やってます。
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