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2025年10月

2025/10/30

要は娯楽教養

自分がかつて大学生だった頃。例えば自分の同級生は理科大で鬼のように実験やレポート作成をやっていた。

当時ドリンク剤の広告で「24時間働けますか」といったキャッチコピーが時代の空気を反映していたが、ホントいけいけどんどんだった。彼は実験が間に合わないので学校で徹夜をしたり、学校の門が閉まっているので塀をよじ登るなんてこともしていた。それがよかったのかどうか分からないけれど、彼は経済産業省の技官になった。

でも、前も書いたように自分は何になりたいのか何になるべきか全く分からなかった。だから高校時代から勉強のモチベーションが落ち、「家計のためには国公立大学へ」なんてことも考えていなかった。英語の勉強の仕方に気が付いたのは大学に入ってから。だからうかる大学があることすら奇跡的だった。

一応入ったものの、自分の興味のある方向ではなかった。幸い大学の学科のレベルは低かった。それで興味の赴くままに履修届を出して勉強したが、今でも頭に入っているのは美術史の授業だけ。それもオーソドックスな教科書的美術史の勉強ではなく、授業中散歩に出て、道筋や建築などといった都市空間を読み解くといったもの。この先生のおかげで福岡で働くことができたので、一番影響を受けたと言って過言ではない。が、この手の分野は、当時学業に飽き足らない学生たちが食いつく一種の娯楽教養みたいなもので、よほど真剣に学ばないと食える内容ではなかった。

今、自宅図書館で陣内秀信著「東京の空間人類学」という、いわば都市地理学みたいな本を読んでいるのだが、この本の出版時期がちょうど学生時代に自分がこの分野にはまり込んでいた頃だった。今これを読むと研究対象というより知的好奇心を満たすだけのもので、一見アカデミックだが、要は遊びだったと感じる。当時こういうものに興味を持っていた大学生は非常に多く、この分野で有名な学者は半ばスターのような扱いを受けていた。

高い学費を払ってくれた両親に対して申し訳ないと思えるようになったのは、1年生で取得単位が0だった時点。留年だけは避けようと、卒論も含めて134単位を実質3年で取得し、一見ストレートで卒業できた体を作ったが内実はボロボロだった。かろうじてバブル期最後だったので就職できたが、時代が違えば就職に困ったことは想像に難くない。

まあ、でもその時の就職先が自分にあっていた。就職先で学んだことが今活きている。きょうも、日曜日では全部終わらなかったシーズンエンドの棚替えの続きを指示されて、2時間目いっぱいかかり、一応完成形までたどり着いた。昔やっていた仕事だから、アウトラインだけ説明されればできる。経験者でなければ無理なレベルだ。日曜日ほどではないが、きょうも時間通りには帰れなかった。

華々しい仕事ではないところに就職したからこそ、今の仕事に活かせる内容だった。

結果オーライなのかもしれない。

 

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2025/10/29

お試し勤務なのに残業

19日がお試し勤務の初日でした。

それからたった一週間。

26日の勤務では、勤務時間が2時間しかないのにシーズンエンドの展開書を渡されて、棚替えとなりました。棚板2枚分の幅があるので2時間以上かかるのは確実。とにかく大急ぎで取り組みました。2ヶ月のブランクがあるので、精一杯頑張ったものの2時間ではとても終わらず。店長と相談もしたのですが、ある程度形は作っておかないと売り場が中途半端で汚くなるので「そこまではなんとか」と。自己判断で定時で退勤を切って、いわゆる「下駄ばき」で30分延長して働きました。それでも無理なところは店長と食品担当の方に引継ぎ、店を出たのは3時近くになっていました。

この話を翌日の診察で正直に主治医に話すと「それはダメだね」と言われてしまいました。そりゃそうなのですが、現場はいろいろなことが起こるので難しい。「無理するなよ」と自分に声がけするしかないですね。

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2025/10/25

冷えた体に

勤務初日は、一応羽織ものを一枚ひっかけては行ったものの、仕事自体は半そででやっていました。

ところが、水曜日から季節が進みました。さすがに長袖でないとムリだと思い、半そでの制服の上に長袖を着て、どちらでも対応できるようにと。身体を動かしているので、暑くなる時もあるのです。でも結局脱ぎませんでした。

それからさらに気温が落ち、木曜日は羽織ものが2枚に。昨日からは鼻水が止まらず。きょうはカットソーの羽織ものの上にニットのカーディガンまで着てやっと落ち着く始末。明日風邪ひいて休まないように、半年ぶりに湯船に浸かることにしました。

からだがびっくりしている感じですが、10月も末。これが本来の気温で、10月前半が暑すぎたのでしょう。

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2025/10/23

きょうも散歩

昨日も2時間仕事でした。まっすぐ帰って自宅でお昼ご飯という手もありましたが、なんだかもったいなく感じられました。で、ちょっと違う方向のバスへ乗ってウィンドウショッピングをしようと思ってでかけました。

そんな感じで毎日あちこちへ出かけています。交通費がかからないように、いろいろと考えつつ。

きょうも午前中は読書をしていました。が、この本は買ったのは最近ですが、自分が学生時代に初版が出たもの。街歩きがはやっていた頃のものなのです。読んでいると、実際の風景を見たくなるのです。それで月曜日は港区を縦断。きょうはすっかり変わった東京駅をじっくり観察。その後佃島、築地方面へ散歩へ。

だいぶ冷えてきたので、そこそこ着込んでいってちょうどよかったくらいでした。

今日も1万歩以上。

ちゃんと情報を仕入れてから見る街の様子は、多彩な風景や歴史を感じられて面白い。

歩いている自分自身が懐かしく感じられました。

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2025/10/20

無事初日

お試し勤務初日。

余裕をもって迎えたこの日でしたが、かなり緊張感があり、出勤前に本を読んだり何かしたりすることはできませんでした。仕事に行くということは、多少は慣れていくけれど、まずはこの緊張感と戦わなければならないと思いだす感じ。まさにお試し勤務です。

手続き的なことを済ませて、「担当割は今まで通りですか?」と確認すると「今まで通り」とのこと。で、売り場へ出てみると確かに自分の受け持ち職分については、最低限のフォローはされているものの手が入っている感じはなかったです。いきなりスイッチが入り、がつがつ仕事をはじめてしまいました。

ということは「今の仕事は好き」ということなのだと思います。

2時間勤務なのに早くも「後ろ髪をひかれる思い」で、時間通り退勤してきました。テンションはだいぶ上がった気がします。

 

帰宅後は、昔の知人が写真展を企画していて、これに出かけました。時間的には土曜日の方が余裕があったのですが、それで疲れてお試し勤務に初日に行けないのでは本末転倒。時間は少なくても後が安心な日曜日にしました。かなり久しぶりだったのですが、若い時から延々と紡ぎだす独特の世界観にどっぷりと浸る、良い時間でした。但し国立駅の近隣だったので、交通費の節約のため色々と工夫が必要でした。

 

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2025/10/19

自宅図書館

現在出かける前のひととき。

当然ですが、かなり緊張していて、「忘れ物が無いか」チェックしたり、職場の上司や皆さんへひとことメッセージを書いたり。

確かにきょうは2時間が限界でしょう。

昨日はきょうに備えて、頭を冷静にするために一時ラジオもストップ。静かな部屋の中で読書をしていました。病院ほど集中できないけれど、楽しかった。ずっと昔に読みたくて買っていたものの、読めていなかった歴史地理関係の本でした。病院で読書に使う筋力みたいなものが鍛えられて、読めなかった分量の本を読める。それはしばらく忘れていた「余暇の過ごし方」の一つでした。

新しいものを買わなくても、「自宅図書館」にまだ読めていないものが眠っているのでした。

当分の間はそれを掘り起こしていけばいいのではないでしょうか。新しい興味や知識を掘り起こさなくても。

もうすぐ出かけます。2時間やってみて、どうなるか。職場の皆さんの反応やいかに。

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2025/10/18

明日からお試し復帰

会社の人事の方と、自宅でオンライン面談。店の連絡網もLINEだし、いろいろと変わっていますが。

ZOOMを使うのはヒッポで慣れていたので、スムーズにできました。

結論から言うと、再出勤初日は明日19日の日曜日。時間は、10月中は一日2時間。ほんとにお試し出勤です。

ちなみに11月からは1日5時間にする見込みです。契約を週20時間以上にしないと社会保険から脱退しなければならないそうで、週20日にするには週4日の5時間勤務が必要。しかし、最初から連勤はやめておいた方が良いだろうということで、今月と来月は契約上は週4日ながら毎週月曜日は有休を使わせてもらうことになりました。

子どもたちが、長い夏休みのあといきなり2学期本番になるのと違って、じっくりじっくり戻していく感じになります。

そうなると収入的にはどうしようもなく、多分10月お試し勤務で支給される給料をもってしても、2ヶ月分の社会保険料を合算払えたらラッキーという感じ。今年の家計簿上の収支は赤字確実になりました。

だからといって、即暮らしに困るわけではないのがありがたいですが。ま、だから落ち着いて毎月少しずつハードルを上げて、来年まで食い込みつつ戻していくという形になりそうです。逆に支出をかなりカットしないとならないでしょう。

 

2ヶ月も休んでしまったので、気持ちだけでも職場のみなさんに何か持っていかないと、と思っています。でもお菓子も値上がりしているので、いいものは買えない。ホント気持ちだけ。無理しても仕方ないし。

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2025/10/15

慣らし勤務、いつまで

明日はいよいよ会社の人事とのオンライン面談の日。

「入院」という夏休みに続き、「自宅療養」という秋休みも終了間近となりました。

ただ、主治医も訪問看護も、きょう会ってくれたお友達も共通の意見なのは「来月いっぱいは慣らし勤務」という方針。主治医はそうはいってないけれど、自宅療養が本当のところ10月いっぱいとのことだったので、翌月は慣らし勤務という前提のはず。だからみんな、言っていることは一緒と考えてよいはずです。

今月給料は0なので、社会保険料などの天引きがあって給料明細がマイナスになっています。来月は2ヶ月分天引きということで、出勤日だけ考えると来月もマイナス支給かも。で、11月が慣らし勤務で、イメージとしては週3日出勤。ということは今年の収支は赤字でしょう。だからと言って無理して再発させたらクビかもしれない。再発は絶対ダメ。こういう時のための貯金と割り切るしかないでしょう。

昨日書いた「宿題」を、半日かけてやりました。ほんとうにこれで終わりです。

人事との面談が自宅からオンラインなんて、コロナ禍前には考えられなかったでしょう。11月までは週3出勤という腹案をもって臨みます。

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2025/10/14

ともだちと友達

退院してから、しばらく書いていなかったり、長々とつたない文章を綴っていたりで一貫性がなく、全く恐縮です。

昨日は自分の馬鹿さ加減に腹がたったりしていました。歩いたのは気持ちよかったのに、むしろ情けないやら疲れたやら。

きょうは、そうした思いをぶつける場が2つ。一つは教会のカウンセリング。もう一つがいつもの訪問看護。

カウンセリングでは「自分の馬鹿さ加減」を話しても仕方がないので、困っていることを2つ相談しました。いや、2つのつもりだったのですが、結局一つ話して時間切れ。

何を話していたのでしょう。

入院中、21冊もの本を読んだと書きました。そのうち6冊は新書で、発達障がいの解説本と森田療法の本でした。他にもアートにまつわる本を4冊。それらを読みながら、知人の彫刻家さんのことを考えていました。

入院だといわれた時にいち早く連絡。それは「彼は理解者だ」と思ったからでした。しかし、期待を大きく裏切られほとんど共感されないばかりか自分の話ばかり。その後もこちらの心配より、愚痴を聞いてくれる相手がいなくなる不安感みたいなものをぶつけられ、自分が折れそうになってしまい、「ドクターストップ」と伝えて強制終了させました。

この話、少しは書いたかもしれません。彫刻家さんは明らかに発達障がいの疑いが濃厚です。だから相手の立場に立って物事を考えることがほぼほぼできないのです。

このままでは自分が折れてしまう。なのに、少なくとも入院中はすっかり忘れたいと思っていたのに、気になって気になって仕方ないのです。

カウンセリングでは「その方のことが心配なのね」と言われて、「確かにそうだ」と思いました。

だから自分のように専門職にたくさんつながってほしいのです。でも本人は「専門家はともだちになれない」と拒否。自分は彼なりに「ともだち」という認識らしい。「ともだち」関係が成立していないのですが。とにかく誰かにつないで安心したいのです。自分が折れる前に。

でも、それはこちらのわがままなのでしょうか。

訪問看護師さんにも同じ話をしたところ、「自分が友達と思えない人は、一方的にともだち呼ばわりされても友達になれなくて当たり前」といたく共感してもらえました。

この共感が欲しかったのでした。

明日はあまり予定が無いので、「心配はするけれど、ともだちにはなれない」ということを伝えようと思っています。

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2025/10/13

1年ぶりの墓参り

昨日一日家にいたので、疲れもひいてきた。入院中に考えた企画案だと、きょうは墓参りの予定。

出かけるといちいちお金がかかる。「どうしようかな」と思ったが、仕事が始まればなかなか行くことのできないところなので、行ってみることにした。

但し…

電車に乗るのはやむを得ないが、バスをやめて片道2キロ以上の道のりを歩いた。これが結構よかった。旅行に行くときに履く軽登山靴で行ったので、行きかえり合わせて結局6キロくらいあったのだが、いろいろと発見があったのだ。

結局こういうことが好きで、山登りとか自転車の遠乗りとか普通列車旅とかをするのだと思う。

墓へ行く途中に東京農工大があった。工学部は電車から見えるが、農学部は墓地の近くにあることに気づいた。大学の構内はたいてい誰でも入れるのでお邪魔する。良い雰囲気の大学だと思った。が、看板を見てびっくり。知っている人は「何を今さら」と思うだろうが、この大学は国立大学だった。ここの卒業生とは、ヒッポで何人か出くわしたことがあったが、みんな理知的な印象をだった。国立大学ならそうだろう、と今更納得。

自分が高校時代に進路を決めるとき、成績が悪すぎて選択の余地がなかった。が、それ以上に(あくまで勉強を頑張ればだが)いろんな選択肢があることを知らなかった。どういうことが学びたいのか全然わからず、進路研究もしていなかった。東京農工大なんて聞いたこともなかったのだ。高校時代の自分のあまりのお粗末さに、情けなくなってきた。

昨夏父の納骨をして以来。両親とも合葬墓なので祈ることだけすればいい。お世話になった方のお墓もあるのでそちらにも回るが墓碑を見たら2020年に召されたそうで、もうそんなに経つのかと驚いた。

お昼は何か買うことも考えたが、持参のパンとペットボトルの水だけで済ます。墓地の管理事務所わきにベンチがあり、この陽気なので野外でも十分。

帰路利用する駅まできた。当初は線路を越えて反対側にある大きな公園にも行ってみるつもりだったが、6キロも歩いたのでもうおなかいっぱい。予定より少し早いが帰ることに。ちょうどいい時間に帰ってきて、夕方ではあるが1時間くらい昼寝をしてから食事の支度をしたらもうきょうはそれでいっぱいいっぱいだった。

 

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2025/10/12

一応許可をもらい…。

昼寝が必要なほど疲れやすい状態で「こんなので大丈夫か?」と思っていたが、8日~10日で旅行に行って来た。病棟の主治医にあらかじめ相談しOKをもらっていた。

一泊でのんびりというイメージだったと思うが、自分の場合、自分なりにはのんびりなのだが相変わらずのハードスケジュール。9月に青春18きっぷか北海道&東日本パスで出かけるつもりだったのを、ほぼ同じ条件で乗り降りできる「秋の乗り放題きっぷ」で実現させてしまったのだ。この切符はほぼ同じ利用条件なのに青春18きっぷの3日用より安い。3日用ができたとき「3日だったら8千円にすればむしろ利用しやすいのでは」と思ったが、まさにこの切符は8000円でおつりがくる。とても使いやすいと思った。

なので自宅療養中とは思えないような旅をしてきた。

初日、余裕をもって上野を10時半に出る始発列車の熱海行きを予定していた。ところが朝4時台に目が覚めて、旅行ハイ状態なのでそのまま5時台の京浜東北線に乗ることができてしまった。なのでちょっと欲張って京都駅まで行ってしまった。相変わらず乗り換えがしんどいのが大垣駅。それもやりすごして、京都駅まで行き、20分の滞在でとんぼ返りして豊橋まで戻る。今回のメインは15年ぶりくらいぶりに飯田線に乗って、いとこに会うことだった。

京都駅も思うところはいろいろあったが、初めて泊まった豊橋の街が印象的だった。豊橋駅は在来線の旅の場合ほとんどは乗り換えが必要なので駅構内はわかるのだが、改札の外へ出たのは初めて。路面電車があるのはなんとなく知っていたが、通勤時間帯を過ぎても頻繁に本数があった。熊本や長崎などを思い出した。

翌日は、朝ややしんどかったが、予定通りの列車に乗る。限られた時間だったが無事にいとこと会うことができ、乗客のいない駅構内の待合室で一緒に食べる。会うというのは意味のあることだなと痛感。仕事をやりくりして時間を作ってくれたいとこには感謝ばかり。

これで一旦帰宅したのだが、切符は3日間有効。10日の退院後初の外来は大事なので、しっかり主治医やワーカーさんと話して今後の方針建てをした。お昼までに終わったので、そこから日帰りで、これも15年以上ぶりに小海線にのって清里まで行って来た。ほんとうは日中行って、昔母と行った美し森まで散策したかったが、日も暮れてしまったので20分でとんぼ帰り。

 

そんなことをしていて、昨日も朝から出かけたので、結局身体がもたず昨日は昼寝。さらに寝落ち。きょうは起床が8時を回り、しかも寒さもあって二度寝。12時半ごろまで。

自分が寝ているというのは身体が求めている時だと思う。思うのだが、やっぱり日中横になっていると「こんなので良いのか」と自分を責める気持ちが湧く。

でも何か活動すれば、その都度何らかのお金がかかる。今月前半は「退院に向けてのモチベーション」が必要だったので出費がかさんだが、そろそろ締めていく必要があるので、うちにいるのはむしろ良いことかもしれない。掃除や片づけへのモチベーションは湧いていない。でも、それでいいかと思う。今週末にはいよいよ休職期間も明ける。今休んでおくことは大事なのだ。

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2025/10/06

毎日昼寝

昨日は午前中教会へ出向きました。今後の行動の参考に「午前中どのくらい活動できるか」を試してみたのです。5時半に起きてしまったし。

流しを片づけるとか、マインドフルネスをあとに回すとかいろいろ。なんとか早めに出たのですが、疲れるし、眠いしかなり厳しかったです。帰宅してから昼寝をしてしまいました。

きょうは、もともと面談日ではなかったのですが、やりくり相談の担当者さんから「食品の応援ができるから、顔だけだして」と言われていたので行ってきました。かなりの量のフードドライブの食品をいただきました。

ということは、経済的なことを心配される状況だということです。それはそうなのですが、8月9月の家計簿の収支がどうなるのか分からず頭の中がぐちゃぐちゃ。「え、そんなことにもお金がかかるの?」というようなことに出費したりして、もう訳が分からなくなっています。

訪問看護のあと、ぐったり横になってしまいました。毎日昼寝です。

訪問看護師さん曰く、「入院中は仕事だけでなく家事の負荷もかかっていなかったわけだから、今は家事をこなせる体力を培う時期でしょう」とのこと。ただ、「家にこもるよりは、外に出て活動もして、その分よく休むというのがベストではないか」との意見でした。

病棟の看護師さんも、やりくりの担当の方も、訪問看護師さんも、外来のワーカーさんも「困っていることをちゃんと相談できる」ことが強みだとみています。それぞれ支援してくださる方々もできることには限りがあるけれど、そこをうまく自分でつなぎながら支援を力に変えてやっていくということかなと思います。

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2025/10/04

きょうも頑張る

これは、殻を破っているということなのでしょうか。

それともただ前の生活に戻っているということなのでしょうか。

 

きょうは雨の予報だったので、にもかかわらずもう2か月以上行っていない川口の内科へ行かなければならないということで、実はもんもんとしていました。

実は薬はあるのです。7月に「ちょっと薬が足りない」と思い、でも電車で川口まで行くのは電車賃がかかってしゃくなので、近所の内科を受診し、臨時に薬を出してもらったのです。この技は薬局で教えてもらった方法で、ちょくちょく使えるわけではありませんが、体調の悪い時にはとても助かります。

その薬が尽きないうちに入院してしまいました。次の外来の受診までは薬に関しては入院と一緒で、「退院処方」ということで飲み時ごとに一包化されています。面倒なことは全然ありません。

一包化された薬を飲み切ると、いよいよ薬も自己管理になります。数が多いのでお薬ケースを使って、錠剤各種を飲み時に合わせて分配します。20分はかかります。これを毎週やらねばなりません。

つまり、今は入院の延長。だから昨日北千住へ行くのも自転車をやめてバスで行った。きょうも朝起きるまでは電車で行くつもりでした。

しかし。

朝、一時的ですが晴れ間がありました。

「これはいけるんじゃないの?」

川口と言っても自分の通院先は上青木。最寄り駅は川口ではなく西川口で、駅からバスに乗るか昨日歩いたのと同じくらい歩くかしなければなりません。

「自転車で行ってみよう」

そう思いました。

ややしんどい感はありましたが、なんとか行ってくることができました。帰り道思い切り降られましたが、一応雨がっぱを持参したので何とかなりました。

内科の帰り道は、中青木にある激安の八百屋さんへ立ち寄り、食材を調達。退院して以来冷凍の物を多く食べていましたが、思い切って十八番のカレーを大鍋で作ってみました。

これが、仕事が始まってからも続けられるのか分からない。でもあと半月あるからもっとなんとかなるし、無意識に感じていた頭のおもりが取れた感じがするので、大丈夫かな?と思いました。

入院中VAS(ビジュアルアナログスケール)は、徐々に上昇。入院時点では-5くらいだったのが15くらいまで戻っていました。

きょうは20くらい。

まあまあか。

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2025/10/03

自転車がまだ怖い

きょうは、叔母の家へ行きました。いつもだったら北千住駅へは自転車で行きますが、なんだかまだ自信がなくてバスを利用。現地では駅から2キロ以上歩いて行ったので1万歩は歩いているでしょう。

退院してから体脂肪計にのったところ、体内年齢がそれまで42歳くらいで出ていたのが46歳に。なので2日に1万歩歩いたらそれだけでもとに戻ったのです。自転車の遠乗りはできなくても、歩くことに関してはかなり良くなったと考えられます。入院した時はすたすた歩けなかったわけですから、それはもう大層なことだと思います。

ほんとうに久しぶりにJR常磐線を使いました。各駅停車がワンマン運転になって以来初めて利用しましたが、全然違和感はありませんでした。ただし、ホーム柵に関しての考え方には違和感。利用者が多くかつ通過列車もあって、より危険度が高い快速線のホームには一切ホームドアがない。それは赤羽駅などもそうなわけです。今はワンマン運転には理解できると思いますが、利用者が多くて通過列車などもあるより危険なホームではなくワンマン化予定の路線のみ柵をつけるというのは違うと思ってます。

このブログでは、その話はさんざん書いてきたから、このくらいで。

だんだん自炊が大変になってきましたが、やっと少し野菜を買い込むことができたので、明日はカレーでも作ろうと思います。

 

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2025/10/02

これは知らなかった

早いかもしれませんが、来年の手帳を買いました。

自分は、今回の入院中の生活費に関しては前回と違って、健康保険の傷病手当金が出るからダメージはやや小さい(それでも契約上の勤務日数分の賃金の6割しか出ないわけだから痛いことは痛いけれど)と思っていました。

ところが、傷病手当金はいろいろな優先順位があるのです。障害年金をもらっている場合はそれを控除した金額しか出ないようなのです。これは診断書とセットになった申請書が会社から送られてきて発覚しました。細かく調べるとそうなのですが、社会保障のテキストにも書いてないルールで、実務をやっている人でないとこんなことは知らないと思います。

診断書を会社の様式で書いてもらうとなると、診断書料が結構高くつくだろうから、申請するのが得なのかよく分からなくなってしまいました。とりあえず聞いてみようと、一昨日退院したばかりの病院へ。受付の方が自分のことを覚えてくれていて助かりました。

結論から言うと、傷病手当金の診断書は健康保険で賄うことになるため自己負担は0でいいとのこと。ならば、いくら支給になるか分からないけれど申請した方がいいと判断して、依頼しました。

ややこしいことが多いけれど、制度上のお金をもらうというのはそういうものなのでしょう。

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2025/10/01

いちにちこもりっきり

30日の退院日は月末であり、10月からまた食品が値上がりするというニュースは聞いていたので、いろいろなものを買ってしまいました。結果として9月の収支は、入院費は別計算にしても赤字でした。まあ許容できるレベルの赤字ではありましたが。

これは当然と言えば当然なのですが、普段家計簿とにらめっこしながら「買う買わない」をシビアに考えている自分としてはちょっと異常で、財布のひもが締められないのです。きょう「いくら買ったから次はセーブしないと」と言ったことが全くできず、行動を制約されているフラストレーションも溜まり、外出した時にはいろいろなものを買ってしまいました。

先月は一切働いていないので、今月は障害年金以外に収入がありません。もっとも医療保険の保険金と、障害手当金がもらえるはずなので、多少は何とかなるとは思います。

今月は締めていかないとならないですが、リハビリを兼ねて旅行に行きたいという相談を病棟の主治医に相談したところ、激しく歩いたりするのでなければ一泊の旅行はOKという意見でした。なので来週1泊旅行を企画しました。こういう時のために貯金があるのだと解釈し、旅の方法は工夫します。

きょうはお天気が悪く、予定していた内科への受診と川口の八百屋さんでの食材調達ができませんでした。一日家にいましたが、病院と違って読書はあまりできませんでした。刺激の少ない病棟生活とは正反対の刺激の多い部屋で、ほとんど集中できません。家計簿をまとめるのにも半日かかったし、やることが多くて大変でした。

明日は訪問看護が来るので、いろいろと相談をしたうえで、病院に行って傷病手当金の申請のための診断書をお願いして来ようと思います。当初は外来初日になる10日に頼もうと思っていたのですが、診断書以外の書類がそろったので、早めに書いてもらって、家計の足しにしたいと思いました。

きょうはいちにち静かに過ごしていましたが、明日からはいろいろと片付けるために外出をしなければなりません。家にいても衰弱するばかりなので、無理のない範囲で「やりくり相談」に顔見せ、訪問看護、午後は病院と、やや忙しくなりそうです。

 

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