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2025/06/15

地図帳

お金が尽きそうになった数年前、といってもいざの時の備えはあって、家の心配まではしなくて済んでいました。が、物の多さに来客がびっくり。布団敷くスペースしかなくなり、自分でも「さすがにまずい」と思って、今の今まで片づけ整理に取り組んでいるわけです。

本は段ボールで何箱古本屋に売り飛ばしたかわからない。川口・鳩ケ谷の成り立ちを地図付きで解説している貴重な本も手放しました。

ただ、このところ「あれだけはあった方がよかった」と思う本が一冊あります。都道府県単位の大型地図帳です。

大型地図帳は、あるのです。父が取引先からいただいたもので、古いですが、平成の大合併の前の市町村や交通網のことはよく分かります。

ところが、最近地方の話題に触れると「それ、どこにあるの?」と思うことが度々。大人の事情で自治体の名称がぐちゃぐちゃ。しかも広域合併で政令指定都市になった新潟や浜松、熊本などの区割りが分からないのです。

出所は覚えていませんが、この合併後の大判地図帳も一時期手許にありました。が、「地図は一冊あればいいか」と思い、新しい方を手放しました。

結果として地名を聞いても分からない街があちこちに。しかも、中心地に積年の不満がたまっている地域、例えば函館とか、千葉の館山市は周辺の町村だけが広域合併。結局どこのことだかわからない始末に。

街の名前を聞いてもどこのことだかわからないことが非常に多いです。

だから新旧の情報を照らし合わせる必要に迫られることがあるのです。が、新しいのがない。

残念。地図はスマホで無料で見る時代。検索すればなんとなくわかるとは思いますが、自分にとっては不便なのでした。

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