技術が必要な「地方暮らし」
地方では車が無いと生活できないというのはよく聞く話だが、どのくらいどうしようもないのか。
買い物は都内であるにも関わらずうちの近所も不便だとおもう。それでもうちの方はまだましという人もいる。でも南鳩ヶ谷や川口だったら選択肢がたくさんあった。店の種類もいろいろあって、だからこそ未だに川口で買っているものが多いわけなのだ。
先週山梨に行ったが、あちらは本当に車無しでは生活厳しい。山梨県は平成の大合併で多くの自治体が合併して現在の市町村に再編されている。叔父の家は6町村が合併して成立しているが、自分の知る限り、うち旧3町村には2~3軒のコンビニ以外の店が無い。スーパーやドラックストアなどは残り3町村にしかない。しかもぱらぱらと散って存在している。選択肢がないなかで選ぶしかない。
自分が小学生くらいの頃は集落で生活が完結できた。今は市内だけでは完結しないくらい行動範囲が広がった。
何か買おうと思うとさらに隣の市まで行かなければならない。こちらには大型スーパーや、チェーンの各種店舗がある。イオンタウンではないが似たような商業施設の集合店もある。外食店も多数あって、ここまで行けばたいてい揃う。が、叔父の家のある自治体の市役所からは4~5キロ先。一般的には自転車で行く距離ではない。
そうなると日常生活が車がないと成り立たないことになる。これが当たり前になると、公共交通が使われなくなるのも必然だと思う。バスに関しては路線編成も今の生活に必要な移動導線にあっていないので、最近は自分もコミュニティバスの方が便利だと思うくらいになってしまった。
かつては20~30分に一本あった幹線級の路線バスでも、現在は地元の補助金をもらいながらかろうじて運営している状態。がらがらのことが少なくない。
そんな状態であるにも関わらず、JRに関しては中央本線も身延線もかなり健闘していると思う。新宿や静岡に行く特急以外にもおおむね30~40分に一本はある。富士急行もインバウンド需要を取り込むなどして頑張っている。
これから先、地方に住むこと自体がますます技術(運転免許含め)の必要なことになると思う。都市化と過疎化がますます進むのだろうと、先週の訪問をとおして感じたことだった。
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