極めて少数派
サザンオールスターズと言えば国民的人気のあるミュージシャンで、お好きな方も多いと思う。最近は新曲のリリースもあり、アリーナツアーも企画されているなど再注目されていると思う。
でも100人が100人好きというのは、やはりあり得ないことだと思う。
自分は99対1かもしれないが、ダメな方で、最近サザンオールスターズの活躍が増すほどに困り具合が増している。ファンの皆様には申し訳ない。
自分にとってのサザンの楽曲の特徴は、苦手なのに耳に残ってしまい、それがエンドレスで頭の中に鳴り響くというもの。普通興味のない楽曲は頭に残らないことが多いのだが、サザンの楽曲は実によくできていて、何度か聞いていると頭に残ってしまう。
ラジオでかかるとすぐにわかるので即刻消して対応できるのだが、職場の有線でも流れてきて、これが意識していないのにサブリミナル効果のように勝手に頭に入ってしまう。この不快感は並大抵のものではない。作業をしている時もしんどいが、休憩所でも有線は聞こえるので、この休憩時間に楽曲が流れてくると、「休憩にならない」と思うくらい苦痛なのだ。
ここまでという人は多分1%いないと思う。みんなサザンのことは程度の差はあれ好きだと思う。だからこそ有線でもラジオでも流れてくるのだろう。昨夏の旅行で、茅ヶ崎駅の発車メロディがサザンの曲になっていて、思わず耳をふさいだ。自分はJR茅ヶ崎駅は利用不可能だとさえ思った。でも多くの人の支持があるから、公共の場でも流れるのだと思う。
自分にとってはサザンの楽曲だが、こういう極めて少数派ゆえに困っている人は他のケースでもあるかもしれない。首都圏エリアではエスカレーターの右空けは、埼玉県では条例で規制されているが、なくならない。多くの人が、程度の差はあれ合理的あるいはやむを得ないと思っている。利き手が逆の人やけがをしていて左に寄れないケースなど困っている人は困り抜いていると思うが、どうしようもないとしか言えないという状況。
世の中は単純ではない。
昨日は福岡でも大雪で、列車は走っていたが朝方西鉄バスは全部運休したとラジオで言っていた。昨夏は本当に暑くて、世界的にも平均気温が過去最高を更新したが、この冬は結構寒い。ただ、昔はもっと赤城おろしのような北風がびゅうびゅう吹いていた印象がある。蕨へ自転車で毎日通っていた頃、新荒川大橋を渡るとき、毎日のように強風で欄干が音をたてていた。この冬は強風が吹いても半日から1日で収まる。洗濯物を洗濯ばさみで止め忘れても飛ばされていない。あくまでも印象だが。
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