データベース
このところパソコン等のデバイスやその周辺の話題を書いている。なぜかというと、「なるほど」と思ったことがあったから。
水曜日からずっと、品出しなどのルーチンの仕事が終わってから、店で扱っている商品の中で使用期限があるものに関して、その棚番と期限を入力する作業をしている。入力データをもとにデータベースを作るためで、本来は毎年1月にやらなければならない作業なのに(店長曰く)やった形跡がない。今年はやるということになった。
ところがこれが大変な作業だった。棚上や棚下のボックスに格納されている商品まで、一品一品全部チェックしなければならない。棚卸並みの細かい作業だ。4年もやっていないのは、その手間をかける余力が無かったからに違いない。
データベースってこういう入力作業が無ければ成り立たないのだ。今さら気が付いた。
世の中にはこういう入力作業をオフィスなどで延々とやっている人が結構いるに違いない。
自分のパソコンの使い方の中でデータベース化しているものは家計簿だけだ。レシートを撮影して入力するというソフトが出たとき1~2年そちらでやろうとしたが、精度が悪く、結局15年近く使っている家計簿ソフトに戻った。これを見れば15年分のデータ比較ができる。例えば10年前もそれなりに節約した生活をしていたつもりだったが、今の生活水準からみると甘々だったこと、どの項目で甘かったのかなどが一目瞭然なのだ。
「データベース」の威力だ。
最近はやりのAIも、まずはディープラーニングという工程がある。データの蓄積がなければAIはその機能を発揮できないということだと思う。わかっている方から見たら「何を今さら」という話題だと思うが…。
手入力だとなかなか大変だが、「データベース」の威力が分かったことで、入力の手間が苦痛ではなくなってきた。不思議なことだ。パソコンやスマートフォンといったデバイス関連の事柄に時間がかかるのも、面倒くさいと思わなくなってきた。これは今年になってからの変化かも。
何日か前も書いたが、この分野は前から気にはなっていた。でも用語が理解できなかったり、挑戦しては見たもののうまく使えないアプリなどに幻滅していたりしていた感がある。
仕事にはならないが、趣味にはなりえるかもしれない。
昔勤めた渋谷のクリニックの院長は、パソコンも分解してパーツを取り換えて使ったりしていた。あのくらいにはなりたい。そうすると、プリンターのインクも純正品でなくてよくなり節約になると思う。
今年の抱負は「転職」のつもりだった。が、ハードル高そう。パソコンの勉強は実は昨年の抱負の一つだった。昨年の延長でも十分良いのではないか。
そんな風に思えてきた。
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