こんな展開、誰が想像できたでしょうか。
昨日会社のLINEで、2番手社員さんが具合悪くて休むということがアナウンスされました。自分はその日だけのことだと思ったのですが…。
きょう店長から2番手社員さんが病気で最低1か月出勤できないと伝えられました。店長も4月1日に着任したばかりでびっくりでしょうが、パートさんたちもびっくりです。そして(これがさらにびっくりなのですが)店長は2番手社員さんが食品の担当になっていることを知りませんでした。部下の担当している業務内容を把握していないなんてことがあるのか。いくら着任したばかりとは言え、そのくらいのことは店長としては把握していないとまずいだろうと思います。その話を聞いて「まじか」と天を仰いでいました。だれかパートさんがやっていると思い込んでいたようです。
さらに2番手社員さんが引き継ぐまで食品担当だったパートさんが今日で退職。
着任したての店長にとっては災難と言えば災難なのですが、自分にもとばっちりが。とりあえず誰もやる人がいないので食品を担当してくれと言われたのです。
「担当」というのはどういうことかというと、本部の指示通りに棚替えをしたり、エンド(目立つコーナー)にプロモーションの商品を陳列することです。本来は発注もしなければならないのですが、とにかくキャパシティオーバー。そんなにできるわけがないです。雑貨の品出しもしてくれと言われています。
今度の店長は、あたりはソフトですが、結構無茶振りを平気でするタイプなのでした。今まではメンタル面で自分を守らなければならなかったのですが、今度は業務量をセーブして身を守らないと、際限なく仕事を振られることになりそうです。ワークスケジュールも相変わらずずさんで、日曜日だから納品なんかないのに食品の納品がタスクに入っている。
第一印象で「この店長になったら売り上げが落ちて、バックルームは在庫であふれるだろう」と感じていました。バックルームに関しては、早くもそうなりつつあります。だって、前任のパワハラ店長は仕事が早く、薬と洗剤などの雑貨の品出しや管理をすべてやり、かつ食品のエンドまで作っていたのです。それでいてぶらぶらと店中を眺めて回る余裕がありました。バックルームも単にきれいにするだけでなく在庫が滞留しないよう始終置き換えて「忘れられた商品」が出ないようにしていました。
さらに前任の、自分が入院しちゃった頃の店長さん時代はバックルームの奥に入ることが困難で、忘れられたまま賞味期限を迎える商品もありました。とにかく定番から外れた商品が適当に突っ込まれ、得体のしれない形で放置されていました。それを一つ一つ調べ、箱の表に中身と賞味期限を書きだしたことから「賞味期限はお前がやれ」ということになって、今自分が担当していると思います。
賞味期限の管理だけは前任のパワハラ店長が唯一毎月「ありがとう」と言ってくれる仕事でした。
そういう訳で雑貨は店長が手を付けないとどうしようもないのですが、きょうも店長は薬と健康食品ばかりやっていて、雑貨は放置でした。
前任のパワハラ店長が、あれだけこだわりにこだわっていた売り場ががたがたになりつつあります。それは売り上げ落ちるでしょう。
ただ、自分の性質としてこういう時に頑張っちゃう傾向があります。昨日訪問看護に指摘されたのですが、あえてやらないくらいにしないとなりません。しかし実際のところアドレナリンが出ていてがんばる気満々なのです。今まで押さえつけられていたので、背伸びしたいのだと思います。きょうで退職される方から「担当」の仕事をとりあえず教わったのですが、引継ぎだけで1時間以上かかりました。そのくらい中身の濃い業務です。「忙しそうにしている昼間のパートさんたちは、こういう仕事をしていたんだ!」とようやく霧が晴れたような感じがします。
とりあえずある程度業務量が増えるのはこの状況だから仕方ないとして、そのことでミスをしないということが重要だと思います。ミスすると元も子もない。
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