進むワンマン化
ネットのニュースで山口県の地方紙からの記事が取り上げられていました。なんでも先日のJRダイヤ改正で、山陽本線下関〜岩国間、つまり山口県内の区間が全部ワンマン運転になってしまったとのこと。歴史とか安全とかいろいろな面から問題があるのでは、という事でした。4両もつないでいる電車をワンマンで動かすというのは合理化のしすぎではと言った趣旨のことも書いてありました。
下関〜岩国間は瀬戸内海の間近を走るところもあって、途中乗り換えも少なく青春18きっぷの旅で気持ちよく過ごせる区間の一つです。確かに乗客は少なめかもしれません。
でもこっちでは既に5両編成のワンマンカーがあります。水戸線です。さらに山陽本線と同じ日に常磐線の水戸以北も5両編成は全部ワンマンカーになりました。4両は川越&八高線直通と相模線でワンマンになっています。地下鉄は10両編成でもワンマンだし。
確かに山陽本線がワンマンカーになってしまったというのは衝撃ですが、そんな事言えば東北本線なんか宇都宮以北、多分全部ワンマンカーかも。(追記:2020年段階では福島県の藤田駅から宮城県の小牛田駅までは車掌が乗っていたそうです。さすがに仙台エリアではワンマン化はお預けだったみたい)
列車も自動車も、技術革新が急速に進展して電動自動車化、自動運転を目指していますよね。ワンマンどころか山手線の無人運転化に向けて爆速している感。かなり以前、JR九州の豊肥線に乗ったら、特急なのにワンマンカーでびっくりしました。
昨日帰宅に向けて秋葉原から山手線に乗った時、ラッシュ時なのにすし詰めの混雑でなくて余裕がありました。「ほんとうに利用客減ったんだな」と思いました。
自分の生まれる少し前、東海道新幹線が出来た頃が鉄道の黄金期だったでしょうか?それ以降国鉄は巨額の赤字を出して、毎年運賃が値上げになりました。高校時代の1984年2月ダイヤ改正で貨物輸送に大なたがふるわれ、九州と北海道を中心にたくさんの赤字ローカル線が廃止になり、大学時代に自動改札機が大量に投入され、乗務員も駅員も今に至るまで人員削減につぐ削減。どれだけの職員を減らしてきたかを考えると頭がくらくらします。
昨日の遠出でかなり疲れたのか、ただの抑うつなのか、午前中べっとり疲れで出勤するまでぐったりでした。仕事になるかな?と思いましたが、職場ではしゃっきりしていて問題なし。昨夜夜無音で過ごしてしまい、その後半寝落ちていたので、疲れたことは間違いなさそうです。
また、職場では労働組合から春闘の報告が回覧されました。自分からも組合費をぶんどっているけど、なんのあてにもなりません。妥結時に会社が出したコメントは、「昨年はイレギュラーで売上利益とも上がったが、それと同じように売るのは難しい。なので経費コントロールの徹底で利益を絞り出す」というものでした。大手の子会社だからそんな事しかできないのか、同じ業種の店舗の中で一番汚いのがうちの会社。掃除にお金と時間を使わない。労使共にダメだなあ,だから店舗を閉店させちゃうんじゃないか?新店舗もぽこぽこ出しているので赤字店舗を閉めても会社の売り上げは減らないでしょうが、なんか「惰性」という感じがします。
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