行ってきました
厳しい本と雑誌類の処分を生き抜いて、まだうちにある雑誌の一つが生活関係のもの。主婦を読者層として想定している、こんな雑誌がうちに残っているのは、うちの現況とはかけ離れた過ごしやすい空間を、実は切実に求めていたからではないかと思います。
巻頭にこんな文章。
好きな家具を選んだり、素敵な雑貨を飾ったり。
部屋づくりは楽しいものです。
でも…。
掃除をして、出しっぱなしの新聞を片付け、冷蔵庫の中身をチェックして、買い物に行き、料理をして、鍋を洗う。
そんな日常は、決してウキウキすることばかりではありません。
でも、暮らしの90%は、たんたんとした日々の繰り返し。
だったら、いたって普通の営みをお楽しみにへと変えてみるのはいかがでしょう?
「楽しいな」と感じるのは、そこに変化があるから。洗濯物の干し方ひとつに、きのうと違う工夫を凝らしてみる…。
その結果、ピシッと乾いて、取り込んだ洗濯物の姿が美しくなる。
つまり、暮らしを豊かに変えるには「考える」ことが必要なのです。
「なんとなく」から抜け出して、「いま」を分析し、もうちょっと進歩する方法を考える…。
当たり前の「いつも」を進化させることこそ、暮らすことの本当の楽しさ、豊かさである気がします。
この「考える」がきついんですよね。まめにやっていないから、雪だるま式に「なんとなく」が積み上がって今がある。物があることが安心でもありストレスでもある。
すっきりいこうと思えば、ぎりぎり巻き上げないとできない。苦痛が伴います。
この連休、ほっとけばぎりぎり巻き上げる。
だからこそ、きょうは高尾山。
多分、今回で3回目。1回目はハイキング慣れしていたし若かったので、相模湖駅側から登りました。高尾側から登るよりきついです。そのくらいで丁度良い感じでした。2回目がいつか、全然覚えていないのですが薬王院の脇を通って登ったのは覚えています。
それから一体何年経ったのでしょう。昨年5月の遠足で新しい靴をおろすまで、全く山には行ってない。旅行には行っていましたが、登山靴履いたのは鳩ヶ谷以来でしょう。鳩ヶ谷にいた時、登山靴の紐の結び方を習って実践した気がする。
なので初心者のつもりで…いちばんイージーなコースにしようと思っていました。でも久しぶりに行ってびっくりしたのは、そのイージーなコースって車も通れるような道だったこと。これじゃ全然楽しくない。下りは膝の事を考えてこれを使うとして、登りは全く違うコースにしました。ちょっときついところもありましたが、登山っぽくって道ゆく人が「こんにちは」と挨拶を交わすんです。すごく懐かしい感触でした。イージーコースではこういう光景はありませんでした。帰りも膝をかばいつつメインから外れた道をあえて途中まで通り、薬王院は通りませんでした。
イージーコースの下山はとにかく行列。人、人、人。すごかったです。
京王線はとにかく運賃が安い。新宿から終点まで乗って400円しない。これならへそくり使わずに家計に計上できます。
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