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2022/12/23

多すぎる文房具

以前から気になっていたグレーの収納ケースが4つありました。きょう中身を全部引っ張り出して整理して、ケース4つとも捨てました。今回も肩の重荷が取れたような気がします。

先日のレターケースと言い、今回の収納ケースと言い、中身に未使用の文房具が多すぎます。リワークの時はまあ多少は必要でした。クリニックの仕事の時はもう少し色ペンもいくつか必要でした。しかし、一ヶ所にまとめてみたらペンだけで引き出しいっぱい。入りきらず一部は筆箱のまま。他の文具もホチキス5個、ハサミ5個、200枚入りのルーズリーフ未開封で3セット、100枚入りが4セット、付箋ノートが7つ。付箋紙が4冊。

どう考えてもこんなには、いらないはず。とち狂ってました。

使い切れるわけもない。捨てるのかあげるのか、決めないといけません。

「その島のひとたちは、ひとの話を聞かない」という、森川すいめいさんの本を読み直しました。何度も読んでいるのですが、これ、不思議な本なんです。何も断定しない。その当時に話題になった「自殺希少地域」をフィールドワークの対象として旅して、感じたことが書かれています。日本でも普及すれば精神疾患の治療に劇的に効果があると思われていながら、ビジネスにならないので日本では知る人ぞ知るの治療法「オープンダイアローグ」に通じるものがあるかもしれないという内容です。

知人が主宰して、ケアする人を対象にひらいている集まりに森川さんを呼びたいというのです。それで調べたら、出版当時森川さんが院長をしていた認知症対象のクリニックは、自分が今通っている病院の系列でした。あの病院の系列なら比較的あてになりそうな気がします。

もう一冊、これも以前1〜2回読んでDVDも見た「選択の科学」という本。NHKの「コロンビア白熱教室」という番組で話題になっていました。心理学の話しですが、「選択って決める事と似てるな」と思います。人生は選択の連続ですが、さまざまなバイアスがかかって好ましい選択を取れないことが多い。出来ないと思い込んで、良い見返りを自分から求める事すら放棄してしまう人もたくさんいる。

サンタクロースが赤い衣装を着ているのは、コカコーラがCMで自社のカラーイメージとサンタクロースを結びつけたから、というのはこの本で知りました。

明日の決め事、考えます。放棄しないで良い選択、したいです。

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