未だによみがえる
出かける前、急に子ども時代の思い出がよみがえりました。子どもと言っても中学生くらいの頃。家で、帰宅する父の車の音が響いてきた瞬間。空気が変わります。自分には緊張が走ります。なんとかしたいけどできません。父が玄関の戸を開けます。
たまには幸せに思える日もあったんだと思います。例えば父は製パン業だったので、クリスマスには会社のケーキを多分社員販売で買って持ってきてくれます。そういう時は束の間の幸せな家族になったんだと思うのです。
でも大抵はどんぱち始まります。いや、どんぱちならむしろ良くて、母が父を無視したり、視線を合わせないように横を向いて手で顔を隠します。
そういうのをほとんど毎日見てきました。父のことを母は「あれ」と言っていました。
こんな年になって、まだこれほど生々しくよみがえるのだから、このトラウマは死ぬまで引きずって行くのかもしれません。
きょうも決め事を作りました。バス挨拶、アプリ声かけと共に、火曜日にいつも寄る格安の八百屋さんで買い物しない。この3つです。1つ目、2つ目はできましたが、何と八百屋で買ってしまったのです。どうですか、この意志の弱さ。大根3分の2を50円で買っただけですが、買わないと決めてたのを実行出来なかったんだからマイナス1ポイントですね。
意志を強くするため、明日もスモールステップでチャレンジ。
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