びくびく自閉症
きょうは早上がりの日。いつもだったら帰宅して早々に、一旦横になります。でもきょうは元気で、横になる代わりに椅子に座って、昨日読んだ本の続きを読み出してしまいました。そして自分の(高機能)自閉症について色々と考えてしまいました。
自閉症というのは昔テレビドラマ「光とともに」で取り上げられたようなケースを言うのだと、ずーっと思い込んでいました。でもそれはカナータイプという知的障がいを伴うもの。自閉症はスペクトラムで、共通する特徴的な点はあっても実にさまざまなスタイルがあります。
自閉症の特徴としてよく「三つ組」というのが言われます。社会性の特徴(暗黙のルールに気付きにくい)、コミュニケーションの特徴(例え言葉が使えても人とスムーズに気持ちを伝え合うことができにくい)、想像力の特徴(目の前にない物事や状況について、考えたり適切に判断することができにくい)の3つ。自分の場合例えば「お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい」って言うのを額面通りに受け取る可能性が高いです。昔友人に指摘されました。
忘れもしないある年の5月の連休、いきなり「すぽん」とトンネルから抜けたようにうつが抜け、治ったのかと思って数日快適に過ごして、そのあと。今度はうつと共に、想像もしなかった耐え難い視覚聴覚の感覚過敏がやってきました。あの快適な数日は今思うと躁転。その後のうつは反動ですが、感覚過敏は自閉症の特徴とも言えます。過敏だけでなく鈍感さもあるのが一般的と言われてハッとしたのが、子どもの頃から冷たさや寒さに鈍感なこと、痛みに鈍感な事でした。自閉症と躁うつ病が複雑に絡み合います。生きづらい。
今さら自閉症だと言われてしまって、過去やってきたことは大丈夫だったんだろうかと不安になってしまうのです。お金がないという事と共に何かしでかす不安感で、自尊心がすっかり低くなりました。
思い返すと、ヒッポでは自分は「病気にも関わらず、前向きで力をもらえる」とよく言われました。それはヒッポだからでもあるし、お金の裏づけがあったし、何と言っても自分が自閉症だなんて知らなかったから。そして働いていなかったから。
こんなに仕事が出来なくなっていたとは。
今度ヒッポで自分の話しをして欲しいと言われたのですが、なんだかびくびくしてしまうのです。
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