きょうは就労支援施設へ相談。昨年の入院時にもお世話になったところです。
上司が変わって指示をくれなくなったというのが自分の主訴でした。でも自分の担当の方は生活面まで心配して、幅広いアドバイスをくれました。
仕事に関しては、入社一年経っているのにいちいち指示されないとできないのでは、他のパートさんから何なんだろうと思われるだろうとのこと。一年いるから分かっていても当たり前な事は多いはずで、「その点任せて大丈夫だと思うから指示しないというのは、他の職場でもそうだよ」と言われて、確かにそれはそうかもしれないと思いました。「品出しと商品整理、そして前出しを着実にやっていけば、仕事がないということにはならないし、お店も助かるはずだよ」と現状を客観的に見て肯定的に視点を変えてくれました。
現状障害者雇用で働いている方がたくさんいる中で、自分のいるところは大手の会社の一角なので、社会保険加入などの制度面も充実している方なのだとか。天引きが増えるからその分時間を伸ばしてくれるという対応も、かなり良く考えてくれている方だとのことでした。
社会保険の加入は、障害年金が止まるきっかけになるのではと心配もしましたが、それなりにもらっているのでなければ制度上は停止にならないという事。また国民年金と厚生年金では対応が違って、厚生年金の方が止まりにくいし、かけておけば将来の年金額も増えるからプラスに考えるべきと。
また会社の健保に入れたという事は、いざという時傷病手当金が出る確率が高くなるので、国保よりもメリットは大きいそうです。
そういう事は昔の社労士の勉強でも、この間の精神保健福祉士の勉強でも多分触れられていると思いますが、実際の運用については自分は疎すぎると思いました。
「それよりも心配なのは食生活だ」と支援員さん。精神障害者の就労支援に特化した施設なので、利用者は経済的にかつかつな人が多くて、食生活がお粗末になりやすいとか。自分も職場での食事がカップ麺と菓子パンですが、日常の食事が全部売っている弁当という人もいて本当に心配だとおっしゃっていました。
職場の食事がカップ麺と菓子パンだとしても、自宅でキャベツをざく切りにして簡単に茹でて冷凍したのを持っていってカップ麺に混ぜるだけでも全然違うとか、自分は根菜をめんつゆなどで茹でて食べたり、浅漬けにしたりはするのですが、葉物も大事だから茹でるだけで食べられるし是非取り入れるようにとか、ごぼうも薄めに切って茹でておけばサラダとしても食べられるとか、ご飯を余分に炊いておにぎり握るだけなら手間は少ないから菓子パンの代わりにするとか、ものすごく具体的にアドバイスをくれました。
コロナの接種に関してもアドバイス。社会問題なので接種に関しては会社も配慮してくれるはず。早出早上がりで、午後接種に行くとかいろいろなパターンが考えられるのではとのこと。自分も懸念している通りお店にはいろいろな人が来るので、時間は工夫してもらって接種した方がいいとのことでした。
仕事に対して別の視点からアドバイスがもらえてちょっと気持ちも変わったし、食事もバリエーションが増えました。なんと言っても、精神障害での障害者雇用で、それぞれの環境の中頑張っている人がたくさんいる事が感じられて、一人じゃないと思えたのが大きかったです。
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