次の犠牲者
仕事も色々あったので、それを書こうと思っていたら電話が来ました。誰だろうと思ったら、なんと渋谷のクリニックで発達障害のお子さん向けのタイピングプログラムで働いていた時の生徒さんでした。生徒と言ってもこの方は成人しているのですが。クリニックが電話番号教えたんですね。
用件を聞いてびっくり。院長に言われて精神保健福祉士の資格を取るために学校へ通うのだが、OBの紹介があると学校から何かもらえるらしく、それで学籍番号を照会する内容でした。
「学費130万円自腹なんでしょ」と聞くと自腹だとの事。今はクリニックで働いていて、学校へ通いながら仕事もするんだそうです。
自分のケースとそっくりです。
クリニックが求めている精神保健福祉士は、在籍していると加算が取れるから必要で、あとは検査や雑用をする人材です。一般的な精神保健福祉士の仕事じゃ無いんです。でもそんな事知らないよね、というか知らないからできる無謀な賭けだと思いました。
このクリニックは、一般的な人材募集をしても合う人が取れないので、リワークとかタイピングプログラムの利用者をどんどんスカウトして働かせるんです。それも、手当たり次第に声をかけて「ダメなら次」って感じで使い捨てていくんです。
電話してきた方は、タイピングプログラムをやっていたんだから発達障害の診断が付いているはずです。うろ覚えですが、ソーシャルワーカーとしてばりばり突き進む感じではなく、院長の言いなりになりやすいおとなしい方だったと思います。
130万円ドブに捨てるような事にならないと良いのですが、クリニックが何をするかわからないので「やめておいた方がいいよ」とは言えないですね。
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