今の現状から考えると大金を払って通った専門学校。一年学校に通うというのは使い方によっては大きな財産になるものだと思います。
前も書いたと思いますが、今の主治医は専門学校の精神医学を講義してくださった先生。講義中も一風変わっているなとは思っていましたが、思い切りよくスパンと薬を変える先生で、メインの薬を変える時には入院させることもあるくらい慎重な精神科の医師が多い中では、相当思い切りのよい先生だと思います。もちろん、自分がリワークで仕込まれたように睡眠や生活リズム、気分と調子の波などを毎週しっかりまとめて一覧できるようにしているからできるというのもあるのかもしれません。
診察を受けた後は、OBOGを対象としたソーシャルワークの事例研究会(スーパーヴィジョンという言い方もします)に参加しました。自分が依然通った施設でも似たようなケースはあったなあというような内容だったのですが、介入するかしないかについて両極端の意見が出されてとても興味深かったです。べてるだったらどうするだろう・・・なんてことも考えました。それがとても懐かしい感覚。学校を卒業してからというより試験が終わってからクリニックの仕事や訓練に忙殺されていて、そういうことを考える余裕もなかったと思いました。
その事例研究会で以前のクラスメートと再会したのも良かったのですが、驚いたのは夏の実習でお世話になった施設の職員さんが来ていたこと。しかも隣の席。実は先週前の施設の施設長さんに東京精神保健福祉士協会のことを教わったのですが、そこの求人欄に掲載されているのです。2週間実習してだいたい雰囲気はわかります。今の鬼のような忙しさではなくじっくりと仕事に取り組めるだろうなあと思ったのと、そこなら持ち帰り残業や下駄ばき出勤はなさそうだと思ったのでひとまず現況を伺うと、まだ募集しているとのこと。
コロナで求人が激減しているという中でも精神保健福祉士の需要はあるよとは聞いていましたが、どちらかというと不足気味という現状が分かっただけでも収穫だったと感じました。それにしても展開が早いです。
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