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2019/12/10

芝園団地

「芝園団地に住んでいます」という本があるのをご存知ですか?大島隆さんという方が書いたノンフィクションで、自分がファンの写真家兼ライター星野博美さんが帯を書いています。

芝園団地は蕨駅北西にある旧鉄道車両工場を公団住宅にしたものです。川口近隣ではほかに東鳩ケ谷など大きい団地もありますが、鳩ケ谷は部屋数の多いファミリー向けなのに対し、芝園はワンルームが多く賃料が安いのが特徴です。このため今や在住者の半数以上が中国の方で、日本一国際化が進んでいる団地ともいえます。

しかし、この本を読むと「芝園団地」の姿は、いずれ日本中に広がっていくに違いないと思います。そんな環境の中でどうやって自治会や地域コミュニティを成立させていくかという問題がこの本のテーマの一つです。

考えてみれば芝園が中国系の方が多いのはたまたまで、公団や都営住宅の多い西葛西はインドの方が多いので有名。芝園団地の線路を挟んだ反対側はクルド系難民の方が多数暮らしていて「ワラビスタン」と呼ぶ人もいるのは以前書きました。

ヒッポをやって、外国人慣れしている自分でも、同じエリアに住むとなると生活習慣の違いから文句も言いたくなる。ましてや一般の日本人には相当ストレスフルな社会がもう目の前という気がします。どうやって折り合いをつけるか。難しいですね。

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