明らかに自閉症スペクトラム
知人が「僕は数式で宇宙の美しさを伝えたい」という本を貸してくれて、読んでいます。かなり重い自閉症スペクトラムで、IQが180もある代わりに一時期自分の世界にこもり、コミュニケーションが全く成立しなかったそうですが、結局9歳で大学へ行ってしまうのです。
これを読んでびっくりしたのは、自分とそっくりな点がいくつもあることです。それでいろいろなことを思い出しました。自分も一人遊びに夢中な時期や同じものを何ども繰り返し読み聞きするため極端にいろいろなことを知っている分野がありました。でも、本を読むと、それはできないことがいっぱいあることの裏返しなのです。自分も明らかに自閉症スペクトラムのなかでもそこそこの重さのあるエリアにいると思い、背筋がぞっとしました。
忘れ物が多い事や短期記憶が弱い事、段取りをするのが苦手なこと、今いる場所が分からないと不安になって乗り物酔いすること、蛍光灯のちかちかに過敏だったこと、みーんな思い当たります。
よく今まで世間を渡ってこれた、としみじみ思いました。
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