きょうの読書4
「この世に恋して 曽野綾子自伝」読了。
曽野綾子さんというのは自分とは考え方の違う人だとばかり思いこんでいたのですが、実は考え方が似ているところがたくさんあって、日記のメモは3ページにも及びました。
一番良いと思ったのは、人の言うことを信じない姿勢です。つまり「自分の足で行ってみる」「自分の目で調べる」「自分の耳で聞いてみる」を徹底してやっている人。自分も自分の目で見てみないと、聞いてみないとなかなか納得できないたちなので共感しました。曽野さんのような仕事ができるかどうかは別の問題ですが、自分の五感で感じて調べなければ物はかけないということがよくわかりました。
途上国支援で「信じない」という視点は実に大切なのに、それをしていない援助家がおおいのですね。そうするとその援助は、支援したい人のところに行かず誰かの懐にはいってしまうのです。山口恵理子さんの本にもそれは書いてありました。
鳩ケ谷雑記は、調べて書いていること、記事を使って書いていること、憶測がごっちゃになっています。14年もやっていて、自分の意識も変化しているので徹底していないのです。特に昔は憶測が多かったかもしれません。調べごと記事はなかなか書く余裕がなく、せめてできるかぎり文献にあたりながら書けたらいいなあと思っています。
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