すごすぎる
パソコンの電源コードを途中で忘れ、昨日は更新できませんでした。
昨日は一日中長崎を歩いていましたが、びっくりすることがたくさんありました。一番は港に停泊していたいわゆる「クルーズ客船」。香港の旗が見えましたが、まあ島かと思うくらいのすさまじい大きさです。一体いくつ部屋があるんだか。長崎だからそれでもなんとか収まりますが、鳥取県の境港に入港すると乗客はみんなイオン日吉津店に行くらしいですからそれはそれはすさまじいでしょう。
浦上では、勘違いがわかりました。確かに爆心地に浦上教会の遺構はあるものの、あそこになったわけではないらしいです。ただ、浦上のすごいのは、今でも歴史がつながっていることです。キリシタン発見後、禁教を徹底するために3000人以上の村人が薩摩やら萩やらへ流刑に。禁制が解かれて戻っても住む場所もなかったそうです。しかしそうした人の中から日本初の児童養護施設の先駆けを作った人が出たり、禁制時代250年にわたり信者をまとめてきた一族の娘さんと結婚した医学博士が被ばくして、病の床から10冊もの医学書を書いたとか、とにかくすごい。
そして、地図を見ながら遺構を訪ねる最中、道を聞いた相手がなんと隠れキリシタンの一族の方でした。自分がその日最後に訪れた付近は、キリスト教系の病院があり、前述の児童養護施設の流れをくむ施設がありと、キリスト教関係のものが多いのですが、聞けばそのあたりに住んでいる人はほとんどがカトリック系のクリスチャンだとか。信じられない世界があるんだ、と驚きました。日本でクリスチャンといえば、カトリックやらプロテスタントなどやらいろいろ含めても人口の1%に満たないと聞いたことがありますから、そのエリアのクリスチャンの密度が尋常でないのはわかります。
明日帰ります。年賀状は電車の中で書きながら、長崎県内、佐賀県内、福岡県内のポストへ、つぎつぎ出しています。遅れてすいません。
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