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2017/12/17

路線バスに思う

路線バスの運転手さんは今や全国で不足しているようです。先日山梨交通の高速バスに乗ったのですが、車内によく飛行機に乗るとあるような沿線と会社にまつわるパンフレットがあって、読んだら女性の運転士さんが登場したという記事でした。

現在の運転手さん不足もありますが、多くの方が路線バスで若い運転手さんをほとんど見ていないはずで、もう5年10年たつと現役の運転手さんが軒並み定年になり、路線バスの運行体制が維持できないと思われます。宮城交通では高速路線バスの事故があり、少し前は京王バスが沿道のアパートへ突っ込むなど事故が多いのは運転手の高齢化が要因の一つと思われます。今でも先日そのため首都圏では国際興業や西武バス、京成グループや神奈川中央交通、江ノ電バスなどが求人のフリーペーパーに軒並み広告を出しています。中には静岡鉄道グループのバスや三重交通も首都圏からのUターン、Iターンでの運転手を募集しています。

これだけ求人広告を出しても採用が決まらないのは保育士と同様激務なのに賃金が安いからでしょう。路線バスは5時台から、深夜バス運行エリアなら1時まで、交代制で毎日違う時間帯に乗務しなければなりません。ストレス耐性のある人でないと無理なのです。

給料が上がらない理由のひとつが巨額の設備投資のようです。バス自体がバリアフリー対応を迫られているためかつてより購入費がアップ。加えて運賃箱も高度化が進んでいます。Suicaパスモなどへの対応や運賃表示器との連動。都バスでは一日乗車券も運賃箱から発行できます。

安全面では安全と防犯のための社内カメラの装備、バックする際の車両後部のカメラ設置、運行状態の記録装置(タコグラフっていうんでしたっけ)。

サービス面ではバスロケーションシステムの導入、停留所の屋根設置など

正直お金がかかって大変だと思います。人件費になかなか回らないというのが実情だと思います。

もうひとつよく採用広告が出ているのが都営バスなのですが、都バスの運転士でも採用は「はとバス」なんです。はとバスが都バス路線のうち杉並や新宿、青戸、港南、臨海など、営業所支所扱いの拠点の運行を丸ごと請け負っているようです。

都市部以外はそれでも利用客は縮み気味。北海道の十勝バスはかろうじて乗客を増やしているそうですが、これは沿線のお宅を一軒一軒訪ねて需要を掘り起こし、多くの人が忘れかけていたバスの乗り方を教えなおしたからだとか。埼玉県のイーグルバスも、国際興業が撤退して西武バスが引き継いだもののやはり運営不能で手放したJR川越線と並行するエリアの路線の運営に成功しているそうですが、徹底的な乗客目線でダイヤを組みなおしたからだそうです。

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