ずさんな運営
川口(鳩ケ谷)蕨、戸田エリアの障がい者福祉は、今岐路に立たされているのかもしれません。担い手が退職したり転職したりするケースが後を絶たず、新規採用しても定着しないのです。高齢者介護の分野も人手不足が深刻だと思いますが、障がい者福祉もかなり大変です。
求人フリーペーパーを見れば、管内の精神関連病院では一番規模の大きいところが年がら年じゅう、医師を除くあらゆる分野について募集広告を出しています。医師フリーペーパーで応募する人がいないから出していないだけで、医師の担い手も不足しているかもしれません。自分が最初に利用した川口市就労支援センターは、運営元が就労実績を十分出せないため、運営法人が変わってしまいました。
現場を知らない人が初めて精神・知的ハンデの人たちと接すると何しろ衝撃を受けるようで、あまりにもひどくて即刻辞めるケースもあるらしい・・・。
そういえば待機児童解消のためものすごい勢いでこのところ新しい保育園ができてきているのですが、保育士も全然足らないようです。
経営者や役所が人のお世話や成長をフォローする仕事をなめているとしか思えません。法人には補助金などをたくさん出しても現場で働く人たちは生活するのでも精いっぱい程度の賃金しか出ないからです。
それとハンデのある人たちの周囲が、自分の都合のいいように障がい者の権利を捻じ曲げて解釈するため、当事者が増長して、逆に孤立したりするケースも多いと痛感するようになりました。障がい者はえらいのだと当事者が錯覚してしまうのです。
どうしたらいいのか、もうよくわかりません。岡山の問題もほかの県に波及してきています。そんなわけないのに、内職作業で最低賃金以上もらえると思う親や当事者、関係者の自滅という風にも見える今日この頃です。
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