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2017/06/04

漢字ドリルをさしおいて

今週のリワークでは、うつ病で休職してきている方と、何年もハンデを抱え離職している自分との感覚の差が露呈。同じような精神疾患になっているにもかかわらず、一般社会で働いている人はハンデについての理解力が違うということを痛感しました。

でもそれはそうなのでしょう。自分もこの数年、てんかん、自閉症、ADHD、高次脳機能障がいなどさまざまな障がいのある方と接して、びっくりすることだらけでした。見るだけでなく一緒に時間を過ごすことでわかってくるハンデの中身が多いのです。

さて、そんななか気晴らしに遠路新宿まで自転車をこいでいき、紀伊國屋書店新宿本店に行きました。

紀伊國屋書店の新宿本店には入り口前に小スペースがあり、屋台のような店頭書籍販売をしています。その屋台の側面には、今すさまじくブレイクしている(東京圏だけですかねえ?)あのうんこ漢字ドリル(小学生が使う漢字の練習帳だが、その用例のすべてにうんこが使われている。大人でも一部の層には受けている)があって、一番前に数種類並んでいる本のひとつがなんと日本理化学工業にまつわるノンフィクション本でした。

日本理化学工業、知ってますか?たぶんこのブログで10年くらい前に取り上げたんじゃないでしょうか。いわゆる知的ハンデを持つ人が従業員の7割を占めるチョークの会社です。障がい者がそんなに多くてもチョーク業界ではナンバー1のシェアを持っていて、それは黒板に書いても粉の出にくい「ダストレスチョーク」を作っているからなのです。経済系でも福祉系でも、知っている人は知っている有名な会社です。「日本で一番大切にしたい会社」と言われてメディアに取り上げられたこともありましたっけ。

リワークでハンデが理解されにくいと思ったもう一方で、ハンデの種類は違うもののいわゆる障がい者の自立を目指すプロセスの本が「うんこ漢字ドリル」をさしおいて店頭の一番前に出されていることにちょっとだけほっとする気持ちになりました。

本のタイトルは「虹色のチョーク」、出版社は幻冬舎です。

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