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2017/01/10

自転車できょろきょろ

前にも書いた、高層マンションのこと。

東鳩ケ谷や西鳩ケ谷団地みたいにURなどの公的機関だったら建て替えも考えられますが、民間が販売し様々な思惑の所有者が持っているマンションは建て替えが必要になったらどうなるんでしょう。

このブログに書いたかもしれませんが、川口市内のあるマンションは10階建てくらいですが、建設時に出ていた広告によれば50年の借地契約。マンション買っても土地はついていません。コンクリートと空気だけ買っています。もちろん住めればいいのですが、日本人の平均寿命ほどには持ちこたえられないとは思いますよね。

このところ、住むつもりがないのにマンションを買う人が多数。理由はいろいろです。一つは退職金の運用。一生に一度の多額のお金をもらって、それを定期的に入る収入にしようということで賃貸マンションを買って、別の人に貸すわけです。こういう不動産投資のセミナー、いったいどのくらいの数が開かれているのかわからないくらいです。

もう一つは前も書いた相続税対策。税金の算出に使われる不動産の値段は高層になるほど(不便になると考えられたのか)安く算定されますが、取引価格は現在のところ高層階のほうが高いので超高層マンションの上のほうの階を買って、税金を算定されてから売却すると税額が大幅に圧縮されます。このケースだと、持ち主はいても住む人はいないままずーっと放置される可能性もあるのかも。

日銀のマイナス金利政策が導入されて、貸出先に困った銀行が不動産なら担保評価があって融資実績が作れるからと、不動産投資にどんどんお金を貸しているとも聞きます。これはバブル時代と全く同じ構図。そういえば都内の比較的古めの街で、最近古い家を取り壊して土地をまとめているのによく出くわします。バブル期の地上げほどではないけれど、古い住宅などを取り壊して大きな区画にしてからマンションやオフィスビルにすれば、今なら儲かるんだろうなと思います。

建築にまつわる法的な規制をクリアしていれば、認めざるを得ないのが役所のスタンスと聞きます。でも見た目はきれいな高層マンションも40年50年たてばどうなるか。修繕積立金が上がる可能性もあり、維持管理費も下がることは考えにくいです。電気料金を払わなければエレベーターで移動できません。そんな高層階に数十年住み続けるつもりの人がいるとは自分には想像しにくい。

都内のある区では、高層マンションでは万一高齢者に緊急事態が発生しても救出に時間がかかってしまうので、高齢者を守るという視点で高層マンションの建設を規制できないか考えたと聞きます。人口が減って空き家が増えるのははっきりしているのに建てることそのものは規制できないなんて、ため息ですね。

数十年後にお化け屋敷になっていないといいなあ・・・。

千代田区の高級住宅街でもマンションラッシュみたいなのが起きてます。あのあたりに建つマンションってきっとすごい高値だと思いますが、そっちには住みたい人が大勢いる気がします。公立なのに越境児童が押し寄せる小学校が通学区になるのだと思います。中国の話ですが有名小学校に通わせるための「住所」を持つための6畳一間くらいのマンションが多数あるとか。そこまでひどくないにしても「住所」にはいろんな価値がついてしまうみたいです。同じエリアにJRの子会社の看板がかかっている3階建ての建物があるのですが、小さいうえにワンフロアだけ。そこで何か事務とかしているようにも思えず、「住所だけ」かなあと思っています。

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