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2016/11/07

きょうのぐるぐる

公務員がやりたがらない仕事といえば、労働基準監督署、児童相談所と書いていた人がいて、さもありなんと思いました。これに福祉事務所のケースワーカーと滞納されている税金の徴収もあるでしょう。児相とケースワーカー(生活保護受給者の対応)、滞納税金の徴収の現場には非正規の職員が働いています。いずれもかかわる相手に罵詈雑言をあびせられることもある職域。そんな嫌な仕事をするより企画や総務で働いてゆくゆくは上層部を目指したり、大学教授やコンサルタントを目指して「先生」と呼ばれたいとおもうのでは。あるいは発注などの職務で、わいろはまずいけれど業者と関係を作って天下るとか、そういうことを考えたほうが「公務員予備校まで入ってお金を使って得た地位だから、かかった分だけでも取り返したい」と思う人には良いのだろうと思います。もちろんみんながみんなそうではないですよ。

ちなみに非正規職員が働いている分野は、たとえ公務員でも違法な長時間労働や残業代不払いはあります。最近霞が関の役所で、野党第一党の国会での質問通告が遅いせいで残業が長引き午前様どころか夜が明けると話題になっているそうですが、これは残業の記録も残っていて残業代も払われるから、グレーかもしれないけれどブラック残業とは自分には思えません。指示そのものがあいまいで、記録も残っていないかうやむやにされ残業代未払いが延々と続くのがブラック残業と定義できるのではないでしょうか。

医師の世界でやりたがらないのが救急の当直。これもアルバイトや非常勤の医師が対応しているケースがあって、高齢者で認知症を伴うなど扱いにくいケースは断ることが多いそうです。専門医で狭い範囲を深く掘っていったほうが出世にもつながるし講演に呼ばれるなど地位もお金も手に入ります。救急の当直では患者に感謝されこそしても、医者の世界ではお金と地位につながりにくい。しかも医師会が医者の絶対数を増やすことに強硬に抵抗します。

医師会とは何だと思いますか?医者の組織、もっと言えば政治的に圧力をかける組織と思う方もおられるでしょう。自分もそう思っていたのですが、実は医師会というのは開業医の組織なのです。病院で働く勤務医は入っていないのです。過労死するほど働いている医師はほとんど病院勤務です。開業医の組織である医師会は勤務医がどんなに過酷な状況で働いていても、状況を改善するモチベーションが働きにくい。医者の数が増えると、やがて医院の数も増えるので自分の医院の経営を圧迫すると考えるのです。歯科医院みたいに潰しあいになるようなことがあっては絶対にまずいと。

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