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2013/06/30

統合失調症講座

きょうの「やさしく学べる統合失調症の話」(川口市保健センター主催)はとても分かりやすく良かったです。具体的な症例を交えた話だったので当事者の人はちょっときついかなとも思いましたが、その辺り配慮もありました。講師は北区の西ヶ原病院の院長先生でしたが、とても親しみやすい感じで、質問にも気持ちをこめて丁寧に答えてくださっていました。こういう先生だったらついていけそうな気がします。

うつ病と統合失調症の関係についても言及があったので少し書いておきます。以前だったら「うつ病」と「統合失調症」は全く別の病気と考えられていて、今でも診療報酬の計算上は分かれているけれども、最新の考え方では統合失調症の初期症状や陰性症状として「ゆううつ気分」や「やる気がしない」といったうつ病の典型症状もあるので、厳密な線引きはできないのだそうです。虹の色が明確に7色に区分できないのと同様、グラデーションのあるなかのいくつかのピークのことをさして「うつ病」とい言ったり「統合失調症」と言ったりするというはなしでした。確かに自分の場合、視覚聴覚の過敏状態に対しては抗精神病薬(統合失調症の薬)が処方されました。あの時はショックを感じましたが、ドーパミンが過剰に分泌されるとそういう状態になるみたいで、被害妄想や幻聴などもそれが原因だそうですからそういう処方もありなのでしょう。

一般にどのような文化的背景の集団の中でも100人に1人程度は統合失調症の患者はいると言われてきましたが、最近は軽症化して、ひとつのプロジェクトメンバーの中に1〜2人いてもおかしくないくらいの割合で患者がいるそうです。

西ヶ原病院では副作用が少なくこれからでる薬も出せる場合があるそうです。これは自分は「治験をやっている」と言う意味に解釈しました。川口周辺ではあまりやっていないそうなので、もし困っている方がおられたら、南北線で王子から一駅ですから、この病院にかかるのも考えていいのではと思いました。

あと患者さんへの周囲の対応と言う点では、認知症やひきこもりなどと共通する点もあって奥が深いという印象をもちました。

久しぶりに病気に関してこんなに書きました。

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