うつ病講演会
きょうは午後から川口市の「みんなで学ぶうつ病」〜回復へのヒントを得るために〜と題した講演会が西川口駅近くの並木公民館であったので聞きに行ってきました。たまたま先日書いた浦和の病院の先生が講師で、うつ病の基本知識からそちらの病院で行っているリワークプログラムの概要に至るまで2時間、中身の濃い講演会でした。あまりにも情報が多く、頭が疲れて帰宅後2時間くらい横になってしまいました。情報過敏は収まってきても、頭の情報処理能力はまだ落ちているのかもしれません。
リワークプログラムは長期(といっても半年とか1年とかいったスパンのよう)休職していて、復職をめざす方が対象で、自分みたいに完全に職から離れている場合は対象外であることを再確認できました。現在15〜20人の方がプログラムに取り組んでいるそうです。集団認知行動療法も休職中を含む就業者が対象だそうです。中身はそちらの病院のホームページで紹介されています。午前中その日の新聞を読んで気になった記事の要約をし、午後利用者同士でディスカッションをするなどかなりレベルの高いことをやるようです。多くの方が半年くらいで復職を果たすそうです。自分みたいな状況の場合はまず体力をつけることが先なのが良くわかりました。全国のリワークプログラム実施施設はこちらでも紹介されているそうです。
うつ病は、良くなってからも持続治療として1年は薬を飲み続けるほうが再発を防止できるとのこと。またちゃんと良くなって(寛解して)から復職しないと約5割の確率で再発し、その後も同じことを繰り返すと再発率が7割になると言った感じで治りにくくなるそうです。10年前の約2倍の100万人以上がこの病気を発症しているという話もありました。実に15人に1人は一度はこの病気にかかるそうです。
会場には精神障碍を抱える人が利用できる市内施設の紹介ボードもあり、自分の通っているのと同じ法人の施設も紹介されていました。
講演会の定員は100人とのことでしたが、ざっと見た感じ100人以上の聴講者がいたようです。いろいろと質問も出て、当事者でなくその周囲の方もおられたようでした。
台風が心配でしたが、降られる前に帰宅できたので良かったです。でもこの程度の情報量でもずいぶん疲れるのだなと思いました。あまりいろいろ知識を入れずに、目先の課題に集中していったほうが自分の場合良さそうです。
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