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2012/04/19

きょうの「懐かしい本」

今朝は数日ぶりの6時起床で、順調でした。

デイケアの休憩時間に読書をしていましたが、その本とは、「アジア雑貨仕入旅」という1990年発行のもので、仲屋むげん堂というアジア雑貨屋さんの本です。その当時良くお店に行って、スパイスやお香を買っていました。その頃からインドやネパール、タイといった地域に漠然とした憧れを持っていたのです。まさか自分が本当にインドに行けるとは思ってもみない事でした。実際に行って、改めてこの本を読むと、「そうだったのか」と思う所と「そうなんだよね」と納得する所がありました。たまたま飛行機が立ち寄った香港の林立する高層アパートの束の事が触れられていて懐かしかったし、エアー・インディアの客室乗務員の事も「そうそう」とうなづいてしまいました。デリーでトンガという馬車があったらしいですが、これは自分の時は無く、逆に地上も走る地下鉄が当時は無かったと思います。タクシーも日本車は無かったらしく、スズキのオムニだらけだったガントクのタクシー乗り場は最近になっての風景のようです。しかしながら本を読み返して今振り返ると「良く行ったものだ」と思います。英語とカタコトのヒンディー語だけで、インド滞在1ヶ月。トラブルが最小限で済んだのは運が良かったのだなあと思います。

しかしこのむげん堂の本がまだあるというのが今の我が家の状態を示しています。以前読んだ時に使ったらしき落ち葉をしおり代わりに、しばし旅気分を味わいました。インド一人旅の時の負けん気が思い出され、「めげるものか」と少し元気になった気がします。

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