きょうの「水にひたす」
最近ある人に「ざるを水で満たすためには、ざるの方からどぼんと飛びこんで水にひたさなければならない」と言われた。特に行きつけていない「場」に出ていくための勇気をふりしぼるための励ましの言葉なのだが、よくかみしめている。
今日もヒッポの午前中のワークショップに出かけて行った。1日に行ったワークショップはかなり大人数だったので、自分が居ようが居まいがある意味目立たないだろうと読んでいたのだが(自分の存在そのものが結構目立ったようだ)、今日は人数が数十人と予想された。気配を消すわけにはいかず、行ってしまえばどっぷり「水にひたす」ことになる。ラッシュ直後のわさわさした地下鉄で都心へ出て行くだけでくたびれて、途中の駅で休み休みしながら「まだ先へいくか?」問答を重ねてとうとう予定より30分遅れで行くことができた。一旦「水にひたして」しまえば案外何とかなる、いや何とかなったのはそれだけ回復してきたから。まだ昨年のようにこちらから声をかけたり顔を売ってきたりすることはできなかったが、おいおいできるようになるだろうと思えた。今日のくらいのワークショップに出て行ければ、休み休みならかなりいろいろなことができると思う。
行ってみて、「言葉」に対する興味がまたむくむくふくらんできた。このところ「昔やっていた仕事をまたやるのもそれなりにおもしろいか」などと考えていたが、やはり「何か新しいことをやった方が可能性が広がるし面白いかも」と思ったりして、ほんの短時間にそうやって触発されることそのものが「ワークショップ」だなあと感じた。下準備はしても結局は「場」になりゆきをまかせる、分からないのを恐れずすすめるのが「ワークショップ」なのだ。行ってよかった。帰宅して休めば結果として今日も楽しかった。
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