きょうの「もうひとつの手がかり」
今日はちょっとした用事があり、相当久しぶりに東武野田線にのった。春日部から野田方面へ向かう電車はとてもローカルな感じ。毎日使っていた時代にはそうは感じなかったが、目と鼻の先を地下鉄が通っている街からでかけると人口密度が少なくのどかな感じがした。そしてそののどかさに「ラク」を感じた。日中そちらに出かけるまでは相当きつかったのに、である。前にも書いた「夕方『ラク』になるのは『うつ』の典型症状」というのもあるのかもしれないが、そうではなくこれはひょっとすると人口密度の低い地方に行けば「ラク」になるかもしれない。情報のとり過ぎで電車に乗るのがラクでないこのごろだったが、春日部の先で田んぼが広がるあたりでは外の様子を見たくなったりした。これにはほんとうに驚いた。
別に夕方だけでもラクになるのなら、「うつの典型」でも今のところはかまわない。一日一日が先日まで修行のようにつらかったのだから、そこから考えれば大きな進歩だ。
そして本が読めるようになった。知識としての本ではなく異郷の地で人生を楽しんだ人の体験談。自然条件の過酷な山の中だが、地元に溶け込んで行く中で、本がいらなくなり時間がゆったりとしてきたようだ。過酷な自然環境の地だからこそ、人々の絆が深くみんな優しかったという。
求めているのは「これ」ではないか?と思う。最終的には「本がなくてすむ」生き方を目指す。そのために次へ次へとステップを踏んで行く。プロセスをたどる。
余談:京浜東北線がつらく感じるのは、体調が悪いだけではなくあの新型電車のうるささに原因があると思った。車内アナウンスのボリュームが高すぎて気分が悪くなるほどだし、ドア上のモニターではずっとテレビのような視覚的情報が垂れ流されている。山手線があれになった頃から、もうすでに苦手だった。扇風機こそないものの窓が二段式の昔から走っている電車に乗っているのはほんとうにラクチンだった。
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