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2010/05/06

バスで挨拶トレーニング

就労支援プログラムの中で講習が入ると必ずあいさつの話をされます。あいさつはコミュニケーションの基本ですよ・・・と。自分の年齢になってそういう講習を受けることは、人によっては抵抗があるでしょう。でも自分は「この歳になってもこういう教えをもらうことが普通はありえない絶好のチャンス」だと本気で思っています。これを読んでおられる方々も職場や学校に行って「おはようございます」というでしょう?その意味を考えたことがありますか?自分がかつて勤めていた流通業では遅番や夜間のアルバイト学生さんも「おはようございます」とあいさつします。つまり「おはようございます」には「今日もよろしくお願いします」「あなたのことを無視していませんよ」など複数の意味があるのです。当たり前だと思うでしょう?でもその当たり前を誰かに言葉で説明できますか?必要が無いといわれればそれまでですが、当たり前を当たり前と思わずに感動するところから、実は新しいものごとは生まれるのです。

自分は最近挨拶トレーニングの一環として、路線バスの運転手に降りる時「ありがとうございます」と言っています。昔、子どものしつけのためなのか親子でそう言っている人を見たことがありました。そういうことをしている人は複数います。しかし照れや慣れや様々なものが邪魔して自分くらいの男性でそういうことを言っている人はあまりいないようです。自分は今まだ午前中の体調が不安定な時があります。自転車で通所することは抵抗があります。自分でできないことをしてもらっている。料金は払っていても「ありがとう」と言える。それはわたしたちの食べるものが調味料などごく一部を除けばすべて命をいただくことだから「いただきます」といって命をいただくのと同じことです。

2月には難しかったバスでの挨拶が、最近は当たり前にできるようになってきました。まだちょっと意識しないとなりませんし、その時々で声が小さかったりするときもあります。しかし欠かさずやっている効果か、買い物をしたときでもどんな時でもすっと声が出るようになって来ました。都市生活をしている日本人は普通はなかなか挨拶のチャンスがないので、声をだしてあいさつするだけで相手の反応が全く変わってきます。中には無愛想な人もいますが、つくづくみんな「あいさつしたい」という気持ちは持っているのだと確信に近いものをもつようになりました。そして前から少しやってはいたのですが、席を譲るとか花壇や車内のゴミを拾うなんてことも今まで以上にどんどん平気で出来るようになってきました。

たぶんこれからの人生の中でこれが出来なくなったら自分は多分尊大な態度になって何かしくじるでしょう。そういうバロメータのひとつとしてこの習慣は機能しそうです。

追記:先日の女性専用車ではありませんが、混雑などで周囲が殺気だっているような時にはこういうことは自分もしません。自分は再就職のためのトレーニングでやっているのでお読みになってご自身を卑下する必要もないことです。蛇足ですが念のため。

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