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2010/05/11

処方箋のない診察

連休をはさんだので今日は3週間ぶりの診察でした。

実は先週の金曜日、映画にもなった群ようこさんの小説「かもめ食堂」をたまたま読んで泣きました。最近涙腺がゆるくてよく泣きます。「かもめ食堂」は映画を先に見ていて、小説(文庫)は昨年買ったまま積読になっていました。主人公のサチエは父親の支配から37歳で逃げ出した人、みどりも40年以上両親の言う通りの生活をして、いつしか勤め先も居場所も無くなった人、もう一人も両親の介護から開放されやっと自分の人生を考えられるようになった人というような設定。まるで自分が呼ばれていたような設定とストーリーでした。読後、人のために生きるのも未来の自分のために生きるのも金輪際やめよう、と本気で思ったのです。日記と診察用のワークシートに大きく「今日が安寧ならそれで良し」と大きく書き、マーカーで色をつけました。

それを今日主治医に見せました。診察を受けながらも「あー、ラクチン!」と心の底からニコニコしてしまうのです。そうしたら・・・

今日の診察で、処方箋が出なかったのです。飲むべき薬がなくなった、ということです。一応経過観察ということで一週間後に診察を受けることにはなりました。頓服の抗不安薬や睡眠薬の在庫があるということもあります。しかし頓服の在庫がまだあるということは使っていないからです。

12年近い受診歴のなかで「処方箋がない」というのは初めてです。

人生なんか「生きているだけで丸儲け」と年上の友人が昔から言っていたのを思い出しました。「生きているだけで丸儲け」とはこういうことでした。

表示されなくなっていますが、このブログのサブタイトルは「鳩ヶ谷を愛するAC(アダルト・チルドレン)で慢性うつ病患者のつぶやき」ということになっています。

この看板、そろそろ書き換える必要があるかもしれません。

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コメント

処方箋の無い診察! 大きな前進おめでとうございます。私までとても嬉しいです。
それと、「かもめ食堂」。ツレ鬱仲間からの推薦で私もビデオで見ました。続作の「めがね」も。いいですよね~私も気持ちが軽くなりました。

投稿: ハルサ | 2010/05/11 22:05

ありがとうございます。コメント表示が承認制になっているので、同じ趣旨でもう一度投稿してくださいまして、お手を煩わせました。主治医もこうなるとは予想もしていなかった状態になっています。具体的には記事の方に書きます。

かもめ食堂もめがねも、自分もDVDでみました。あのふっきれかたが前からいいなとは思っていたのですが、いざ自分がそうなってみると、これは本当にいきなり眼をつぶって世界地図にえいやとつけた印のところに出向くとか、何もしないをきちんとやるとかしないと、大変です(笑)

投稿: なんちゃん | 2010/05/18 10:21

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