戻ってきたユニクロ
川口そごうにユニクロが帰って来ます。以前も6階にユニクロの店が入っていました。しかしそごうの一般扱い商品とユニクロの扱い商品にはギャップが有りすぎて、来店客が増えてもそごうにとってあまり意味がありませんでした。今回も同じ事になるでしょう。
同じ失敗をなぜ繰り返すのでしょう?ジャスコは扱い商品毎に会社を作り、専門化を図るとの事。しかし、それは今は子会社になっているマイカルサティがかつてやった事です。なぜうまくいかなかったかと言えば、子会社の専門店と卸会社やメーカーとの信頼関係が構築出来なかったからです。仮に関係構築がうまくいって業績をあげた幹部はジャスコ(イオン)本体に呼び戻され、取引先はまた一から関係構築をし直さなければなりません。専門店はモールの中にあるのだから「ジャスコの看板で何が出来るのかをシンプルに考えればいい」のですが、こういうことが実はものすごく難しいのだと最近分かってきました。流通業の「お客様の声だから」という口実を根拠としたわがままに、まともなメーカーや卸会社は辟易しています。が、体質は変わらない、というより変える事はすさまじく難しい。そごうを手にしたイトーヨーカ堂グループ(セブン&アイホールディングス)も過去の失敗に学ぶ気が無いのでしょう。というより過去の成功体験から抜け出すことが出来ないのだと思います。それは、本当に難しいことだと思います。
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