« 波を小さくする=自分を知る | トップページ | 一種の最先端治療 »

2010/03/04

八女のみかん

八女のみかん
昨日近所のスーパーでJAふくおか八女のみかんが並んでいて驚きました。これは立花町で作られているものだと思います。逆転発想のみかんです。

関東ではみかんといえば静岡・和歌山などの産地が名高く、福岡のみかんなんて「なんじゃそりゃ?」ってなかんじでしょう。しかもみかんはかなり気候変動の影響を受けやすく、自分が八女農協に勤めた年の数年前には相当の不作で、みかん農家の半数がみかん栽培をあきらめたと聞いています。そんな八女のみかんが関東のスーパーにどうどうとならぶとは・・・。そのための工夫があります。写真のとおり「くらだしみかん」、つまり主産地の出荷がほぼ終わった頃を見計らって出荷しているわけです。しかし、ことしみかんを食べてよくわかりましたが、みかんはとてもかびがはえやすい。だから以前は防カビ剤をつかっていたのですが、消費者の「安全」「安心」を求める傾向が強まり、防カビ剤は使えなくなりました。たからよくかびます。かびがはえるみかんでないと安心して買えないということでもあります。八女のみかんはかびないようにおそらく低温倉庫で保管したのち、よくみるとわかりますが、小さな無数の穴があいた袋に入れて通気をよくすることでかびをふせいで出荷されています。ネームバリューが無い代わりに、生産者の名前付で出荷され、しかも試食まで用意され、その試食のみかんにも生産者の名前が記されているのです。ここまでやっている産地はないだろう・・・。あの農協はほんとうにすごい!

|

« 波を小さくする=自分を知る | トップページ | 一種の最先端治療 »

商業・サービス業」カテゴリの記事

福岡・九州」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

食生活」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 波を小さくする=自分を知る | トップページ | 一種の最先端治療 »