心に響く時期がいつかくる
先日記事に書いたうつ病発症からの日記30冊もちょっとだけ読み始めました。いっぺんに読むのは体調にも悪いし、お礼の気持ちと報告をあちらこちらに送るのと、大幅に減らした自己研鑽とを、就労支援プログラムに支障をきたさない範囲でバランスをとりながらやることにしました。
8年前の当時の主治医とのやりとり、カウンセラーとのやりとりを読みました。自分がぶち壊れた当時の家庭環境と仕事環境のすさまじさをあらためて感じました。1年前だと、読んだだけで具合が悪くなりそうなことも書いてありましたが、もう、ほんとうに大丈夫なようです。うつ病になってしまった自分だけれども、もともとストレス耐性が弱い訳ではなく、強すぎて程よく壊れることが出来なかったようです。
8年前の友人の電話でのアドバイスも要約して書いてありました。「書いた」ということは「大事なこと」だと思ったからであるはずですが、ほんとうに響いたのは今回読み直して初めてでした。
うつ病に限らず、人生をすごす上で大事なアドバイスを受けるチャンスが多かった自分はほんとうに恵まれていますが、それが単なる「理解」ではなく「心に響く」「納得出来る」ようになるには時間が必要なようです。いつか分かる時が来るのでしょう。仮に自分が何か小さなアドバイスをするような時も、それがすとんと相手に納得されるなどとは思わないことにしました。最近気づくことの「なんと当たり前なことか」と、今さらの無知、至らなさを恥じ入るばかりです。しかしきちんとプロセスを踏んで自尊心を育てることが出来ましたので、それで落ち込むことなく、「これから分かればいいや」と割り切ることにします。所詮その程度の自分。しかし、それが分かる自分。うつ病やアダルトチルドレンからの卒業とはそういうもののようです。
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