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2010/01/14

今の為替について

先日ザ・プライスとセブン&アイホールディングスの話題を書いた記事で、輸入先の多くが中国なのに米ドルにだけ円高になっても円高差益は生まれない、イメージだけだと書きましたが訂正します。中国の人民元は政策的に米ドルと連動させているので、米ドルに対してだけ円高でも中国製品の輸入価格が下がる可能性はあります。実際の商談で支払い(決済)通貨を何にするのか、最近の実務に疎いので分からないですが、円高差益の分、安く出来る可能性はあります。

人民元と米ドルの為替が連動しているのは中国政府が多額の為替介入をしている為で、介入の結果生じる外貨準備は2兆ドルを超えるそうです。その外貨準備を日本のように米国債中心に運用するリスクの高さからユーロなどに分散しようとしているものの、金額が大きすぎてままならないようです。それが目下為替の不安定要因になっています。アメリカドルが世界の基軸通貨である時代が終わりつつあることはほとんどの経済評論家の一致意見ですが、それがいつか、は難しい問題です。イギリスポンドの時代からアメリカドルの時代になるのに30年かかっています。世界大戦みたいなことはもうありえないと思いますが、戦争の時代とは違う形での激動の時代を私たちは生きているのだと思います。

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