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2009/06/25

ナズレディン・ホジャの話から

先日紹介したナズレディン・ホジャの話は、あれひとつではなく相当のバリエーションがある民話(といえばいいか)群です。本郷教会の英会話レッスンで使っているテキストに紹介されていました。

トルコといえばイスラム教国ですから、基本的にはコーランが重視されているのではないかと思うのですが、そんな中にこういう民間伝承があるというのはおもしろいです。考えてみればキリスト教がドイツに普及したのも中世で、その頃キリスト教が古くからの言い伝えや自然崇拝の類を徹底的につぶしていったようです。このあたりが阿部謹也先生の研究の中心でもありました。ハーメルンの笛吹きという有名なお話はキリスト教普及以前から伝わっていたもののようです。それと同じように多神教時代がトルコにもあったのかな?などとそうぞうしました。すべての価値をひとつに統合する一神教は、それを認めないものを排除すると言う点で、むしろ人々を不幸にするように自分は思っています。自然への畏れをベースとした多神教はあらゆるものを排除せずに認める。自分は、日本の本来的な神道やインドのヒンズー教はそのような価値観なのではないかと思っていて、あいまいさも残るけれど、争わない発想がいろいろな意味で現代を思想的に生きやすくするのではないかと考えています。現実には逆方向へどんどん進んでいる感触ですが。

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