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2009/04/18

手を変え品を変え

追い出し屋や家賃保証会社のやっているのは商工ローンや闇金とまったく同じです。手口が一緒なのでやっている人間も一緒です。貸金業の規制が厳しくなったのでこのような抜け道を使って商売しているようです。家賃保証会社というのはいわゆる0&0物件(敷金・礼金がかからない、連帯保証人も要らない賃貸住宅)において、大家に家賃を保証し取立てを代行する会社のようです。このような会社を規制する法律がないのだそうです。本来借地借家法によって大家は一方的に賃貸契約を解除できないことになっています。これを逆手にとって競売物件の価値を下げさせる居座り屋などがバブル崩壊以降急増しましたが、今度は逆ですものね。

闇金業者と振り込め詐欺グループは組織的に動いていることや携帯電話&ATMと商売道具が同じなので、これも同じ輩がやっているものと思われます。現状は振り込め詐欺のほうが断然もうかるので、最近闇金の街頭チラシは少ないですものね。ただ、以前も問題提起した換金屋(クレジットカードを使って金品を買わせたうえで、それを換金する。「クレジットカードで即現金」「当社はサラ金ではありません」といううたい文句のやつがそうです)はやっていますね。最近はネットとFAXでOK、来店不要というのもあります(グーグルの広告に載っていました)。カード番号と有効期限が分かれば他人のカードでも貸せる可能性があるのでおっかないですよ。これは自分で取り立てる必要がない点で一昔前に大流行した「システム金融」(金を貸す際に元金の1・5倍から2倍の手形をきらせるもの)と同じです。

手を変え品を変え・・・と言う言葉がぴったり。

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