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2009/03/10

最近のうつ病診察

先日放送されたNHKのうつ病診療にまつわる特集を見ました。叔母が録画しておいてくれてそれを叔母の家で見ました。自分のうつ病初診である平成11年頃の状況とは診療の状況が様変わりしていることに驚きました。以前は初回の診察で30分から1時間くらい家族構成や養育暦、その他性格的なものやおかれている現状などを聞き取りしてから徐々に薬を処方するのが普通でした。SSRIという新しい薬の出始めでもありましたが、いくら少ないとはいってもほかの薬と比べると坑うつ剤は相当に副作用が強いので慎重に投与開始されたのを覚えています。

ところが最近では初診にきちんと話も聞かず、いきなり多量のSSRIを投与する医者が多いようです。しかも複数の坑うつ剤を同時に処方することも多いとか。

ほんとうの基本としてかかった医者が「話を聞かない」「いきなり坑うつ剤を多量に処方する」「薬の説明をしない」「薬を飲んでみてどういう反応が出たか聞かない」「薬が効かないとどんどん増やす」場合は危険で、場合によっては本来の症状より副作用のほうが重くなるケースもあるそうですから十分気をつけてください。

判断力の鈍ったうつ病患者が、医者をきちんと見極めるのは難しいと思いますが、自分の経験からいえるのは、クリニックや病院にまず電話して予約を取らなければいけないところのほうがいいと思います。なぜなら初診は時間がかかるのが普通だからです。そのとき対応する受付係の反応がクリニックの雰囲気とリンクしているケースがおおいです。いやな感じがしたら別のところにしたほうがいいかもしれません。自分が今のデイケアに通うことに決めるまでには、いくつもの医療機関に問い合わせをして少し遠いけれど一番雰囲気のよさそうなところにしました。結果的にそこは当たりだったと思っています。

もっとも良心的な医療機関でも最近患者数が多すぎて理想どおりの診察ができないこともあるそうです。それでも初診で最低30分聞き取りをするのは基本です。それをしないところは避けるべきだと思います。それとカウンセリングを並行してうけることを勧めます。カウンセリングは保険がきかないため1時間平均1万円くらいの費用がかかりますが、薬だけで治ることのほうが少ないはずです。むしろカウンセリングだけで問題が解決することもあります。このブログでも以前からカウンセリングへの保険適用を主張しています。

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