深刻なデフレ危機
今回の金融危機が来年引き起こす問題。雑誌などには取り上げられているかもしれませんが、来年は深刻なデフレになりそうです。すでにガソリン価格は川口市の国道122号本町ロータリーそばのセルフスタンドで96円になっています。4年くらい前の水準でしょう。電気やガスも年明けに一度値上がりしたあと春からは今より安くなると言われています。歳末商戦の不振で電気製品は特にパソコンや携帯などエレクトロニクス関連を中心に大幅な値崩れ。大手食品メーカーは牛乳を除き年明けからの値下げを示唆していて、すでに新商品の販売促進費などを使ってスーパーでは値下げ合戦が始まっている模様。正月明けには一気に値下げが進むでしょう。衣料品の売れ行き不振は凄まじくデパートでもスーパーのような値段で売り出しをかけています。衣料品がかろうじて売れているのはユニクロみたいな超低価格店とアウトレットモールだけで売れる物も絞られているようです。 ひどい店では年末から福袋を販売。年明けに売れる見込みが立たないのだと思います。
日本はもう何年もデフレから抜けられませんでした。だから物の値段が上がらないだけでなく、給料も上がらなかった。来年以降は実質値下げと賃下げがさらに進むでしょう。
こういう時は借金を持っていると損します。安い金利で借りているつもりでも、担保不動産などの価格が下がるし、金利にデフレ率をプラスしたものが実質金利になるので返済は大変になります。なんといっても現金が一番良いということになり、投融資に回るお金がますます細り、企業や株式などにお金が回らず不況が深刻になりそうです。良く考えながら動かなければならない年になりそうです。
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