オバマ氏勝利
アメリカ大統領選挙はバラク・オバマ氏が勝利しました。一般的には初の黒人大統領ということに焦点が集まっていますが、自分は別の点からオバマ氏の勝利は好ましいと考えます。彼はまだ47歳なんです。対抗馬のマケイン氏が72歳であることを考えるとすごい事に思えます。ロシアでもプーチン氏が後ろで糸を引いているとはいえメドベーチェフ大統領は40代でオバマ氏とほぼ同じ年です。
過去の成功体験が通用しない、世界が今までにない形でつながりを深める現代21世紀において、指導者は過去の体験にとらわれない柔軟な発想でリーダーシップをとるべきだと思います。70代の人がそうしたリーダーシップをとれるとは思えないのです。経験は毒にも薬にもなります。新しい世界秩序が模索されるまさに今この時に若い大統領がアメリカに誕生したことを自分は良い兆候と捉えたいです。
自分はやみくもに年長者を排除すべきと思っているわけではありません。むしろ脇を経験豊かな年長者が固めてほしいです。若い俳優が主人公でありながら、円熟した名優が脇役を固めていい味を出す映画のようなスタイルが理想的だと自分は考えています。意思決定はチャレンジ力のある人のほうがいいということです。
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