昨日のトヨタの記事
昨日のトヨタの記事について、訂正と補足です。
奥田氏はすでに会長を退き相談役になられていました。
今週の日経ビジネスに連載があったのですが、トヨタはアメリカでもプリウスを売りたかったのですが、アメリカの子会社やディーラーからアメリカのGMなどが作っていた大型車を売りたいと相当の突き上げがあり、奥田氏はじめ日本の幹部は慎重だったのですが、押し切られて大型車に手を出し、これが昨今の急激な景気悪化で大幅な赤字になったというのがひとつの原因のようです。
トヨタは日の丸企業というよりも、むしろ政治や外交の世界にも登場し、まさに「日本を代表」して外務省が担うような仕事や、政府の要職(奥田氏を閣僚にという話もあったそうです)も担ってきました。現地子会社の社長には「日本を代表している自覚を持て」と指示していたそうです。そんな世界にいたら、「週間金曜日」みたいな雑誌を読んだり、日経ではなく一般紙を斜め読みしたり、もっと言えば街中の居酒屋にでてみんなの愚痴を聞くとかしないと国内の庶民の空気を感じることはできないでしょうね。
10年後トヨタが今のアメリカの、いわゆるビッグ3のような苦境に陥ることはあると思います。というのもインドのタタモーターが開発した3000ドルカー「ナノ」は設計の発想が根本的に異なり、コストを落とすために部品の改良を加えるのではなく、今ある部品で何ができるかという発想でコストを詰めて行ったそうです。一般的に「ナノ」はうまくいかないだろうといわれていますが、「ナノ」を改良して必要な機能を追加した次のモデルを出すころから「脅威になる」といわれています。なぜなら、最初に価格で驚くようなものを出し、次第に改良を加えていったというのはもともと日本車が世界で攻勢をかけたときのやり方なんだそうです。「あんな安かろう悪かろう車がうれるもんか」と言っていたアメリカの大手自動車企業が半年後の資金繰りの見込みもつかないところまで追い込まれています。同じ蹉跌を踏まないと誰が言い切れるでしょうか。
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コメント
経団連を使って権力と密着してやりたい放題で国を荒廃させたのは間違いなくトヨタの奥田。
それで勲章までもらって。
次の選挙ではグルの自公を落とさないと大変になる象徴的な出来事ですね。
投稿: うなぎうり | 2008/11/13 05:57
見ているだけで楽しくなります。行った気分で満喫!また、遊びに来ます!
投稿: うつ病 | 2008/12/11 15:42
コメントありがとうございます
○うなぎうりさん
国の荒廃まで彼一人の責任なのか自分にはちょっといいきれないのですが、のぼせているなという気がします。現下に起きている事態に対して鈍感だなと思います。輸出で稼いでいる時代にもっと賃金をきちんと払っていれば国内景気はもっと盛り上がっていたのではないか、経団連は賃金抑制に走りすぎだったのではないかと感じます。
○うつ病さん
これは旅行の記事を読んでくださったのかな?ぜひまた遊びに来てください。
投稿: なんちゃん | 2008/12/18 10:33