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2008/11/05

日本の弱点

最近は勝間和代さんの本にずんずんとはまりつつあります。先日記事にした「勝間和代の日本を変えよう」では、あまりにも考え方に共通点が多くて驚きました。なぜか?と考えた時に一つの理由として考えられるのは、全くの同じ年だということ。自分たちより下の世代は就職がどんどん厳しくなったいわゆるロスジェネ世代ですから自分たちは後輩がなかなか入らず、ずっと一番下だったのです。だからマネジメント能力に乏しい管理職に彼らの過去の成功体験に基づいて叩かれ続けたのです。今その無能管理職がトップマネジメントクラスにいるか、あるいは無能がばれて窓際にいるかですが、クビにはならない。彼らもあと10年弱しがみつけば何とか先がつながると思って辞めない。だから若年層が正規雇用されず景気の調整弁として使われているのです。この認識が一緒なのです。だから危機感も共通している部分が多い。

勝間和代さんが日本の弱点と指摘しているのは管理職層のマネジメント能力の低さ、生産性の低さです。彼らは物事を論理的に考えられない。怒鳴ったりして部下に恐怖心を煽り、自分たちに都合よく動かそうとする。これは大企業病を蔓延させるだけで組織の将来を危うくします。トップマネジメントクラスですら、取り巻きをイエスマンだらけにする。身近だから言いますが、昔ならこれはダイエーのお家芸。今はセブンアンドアイのお家芸です。勝間和代さんのようにアメリカのビジネス社会で鍛えられた人にとっては歯がゆいことでしょう。本来のマネジメントは自分がずっと唱えているように逆ピラミッド型であるべきなのです。マネジメントクラスは自分の所管する現場をサポートする力、変わらない現場を変えて行く力が無ければなりません。

国境はのぞむとのぞまないとに関わらず低くなります。グローバル化はアメリカが弱くなっても進み続けるでしょう。鎖国という選択肢は無いのです。部下がアメリカ人でもヨーロッパ人でも他のアジア人でも、全く同じ目線でサポートし、組織を活性化していける能力が彼らにあるか?そこまでの自覚のある人は少ないでしょう。ここが日本の乗り越えるべきアキレス腱です。出来ない人は就職で恵まれなかった若い人と交代してもらう。

どうでしょう?

追記:日本でもトップマネジメントの役割を担う人はMBA(経営学修士)くらいとっていてほしい。勝間さん曰くMBAというのは座学でやろうとすると9週間で終わるくらいの内容らしいのです。なぜ2年も期間があるかといえば、あとは徹底的にトレーニングをするのだそうです。頭で分かっているだけではなく、使えてナンボの世界。こういう人がトップに座ると、理想かもしれないけれど会議が劇的に生産的になるだろうと思うのです。日本で会議というのは集中してディスカッションする場ではないでしょう?資料がその場になって配られるなんてこと、普通でしょう?討議内容なんだから事前に配って一読して会議に臨むくらいでないとだめだよね。

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