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2008/10/28

勉強嫌いでもOK

自分は午前中いつもNHKラジオの「ラジオビタミン」を聞いています。番組全体が子育て世代を応援する、そういう世代を中心層にすえているのでとても聞きやすいのですが、特に10時からのときめきインタビューに出演する人の多彩さにしびれています。

昨日は教育ベンチャー会社社長の丸幸弘さんでした。以下はホームページで紹介されているプロフィールです。

宇宙で半年過ごした種は発芽率や大きさに違いが出るだろうか。11月から始まる宇宙実験の委員長となった。今年30歳の丸幸弘さん、生命科学の博士でいまも研究を続ける。子どもたちに科学の面白さを伝え、理解を広げようと6年前に、大学院生ばかりで学校に科学実験の出前などをするベンチャー会社を起業した。子供たちは科学が好き、きっかけさえあれば興味が広がってゆく、理科離れは勉強を強いるからだと考えている。いま員は32人、年商は10倍以上に成長した。 「やりたいことは全やりたい。夢は多く持てば立ち直れない挫折をすることはない」という丸さん、さまざまな分野で夢の実現をめざしている。

この丸さんは小学校3年生くらいまでシンガポールにいて、それから日本に戻ったら日本の学校の詰め込み教育が全然合わず、ずっと勉強嫌いできたそうです。大学に一浪して進んでからも答えの既に出ている実験をやるのは嫌で、答えのない課題を見つけて自分の工夫と努力で結果を出すのが面白かったとか。そういう性格は大学あたりから花開きだし、東大の院に進んでからどんどん世界が広がりだしたのです。生物の分野はわかっていないことが多いと聞いてそちらにすすんだりしていて、とにかく分からないことが好き。

丸さんに限りませんが既存の教育が自分の体質にうまく合わない人がいてむしろ当たり前。自分も(何度も書きますが)暗記が大嫌いで、人に教えるのが大好き。なので中学まではクラスの子に勉強を教えまくってそれを自分のモノにできた、だから成績も良かったのに高校に入ってからは勉強がつまらなくて成績は低位安定。特に英語の単語や発音の暗記が大嫌いでした。中学までは得意だった数学や理科もどん底に沈み、行く大学がなかった。かろうじて英語が極端に易しい代わりに国語が難しい大学があって、そこにひっかかりましたが自分の興味対象と専門が違って苦悩。1年生の時は取得単位0。集中力と低い進級ハードルのおかげでまる3年で首尾よく卒業してしまいました。大学時代も本は読みましたが(友人と「岩波文庫を全部読破しよう」と話したりしましたが、結局飽きっぽかったのと読書のための筋力みたいなものがまだまだイマイチで100冊も読めなかったです)、今は時間があることもあってよく本をよんでいます。勝間和代さんがお勧めする本と自分がお勧めの本、数のレベルが違って大きなことは言えませんがかぶっているものがいくつかあります。興味の対象が似ています。ただ勝間さんのお勧め本には、教育や障害者問題、ホスピタリティにまつわる本が全くないです。敢えて分野を絞ってあるのかもしれませんが・・・。自分の本で一番の特徴は有明海にまつわる本が何冊もあることです。有明海問題は日本の公共事業依存経済やその他政治、マスコミなど様々な問題を包含していて、この国の課題を凝縮しているところがあります。

勉強が嫌いでも全然構わない。そういう子どもでも実は学者になるような素質があるかもしれない。単一のレールではなく、東京シューレのようなフリースクール、あるいはその他のレールがあったら私たちの大事な大事な子どもたちがもっと生き生きと過ごし、自己の関心を少しずつ拡げていつか羽ばたく。そんな気がしてなりません。


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