浦和パルコを酷評する
昨日は本当に意欲的で新しい場所にも行ってみようと思い浦和パルコを見に行きました。10階の市民施設コムナーレには行った事があるのですが、店内をしげしげと眺めた事がなかったのです。
浦和パルコは不振だという話をよく聞いていましたが、まさかあんなひどい店だとは思いませんでした。何考えて作ったんだろう?映画館とレストランと衣料その他と大丸のデパ地下と、全部想定年齢がまちまちじゃありませんか。しかも狭いのに本屋も入れる、無印もいれる、ロフトも入れる、タワーレコードもいれる・・・その規模がすべて中途半端で全然見栄えがしないのです。本来の適正スペースが確保できないのに色々なテナントを詰め込みすぎているという点でアリオ川口とそっくりです。年商200億円も売れるわけないよ。駅からみると建物はでかいのですが、最上階の10階~8階は市の施設、7階と6階がシネコンということで物販スペースはその下だけなんです。レストラン街のなかに紀伊国屋書店があったりしてホントむちゃくちゃだ!地下の大丸もセンターレジのスーパースタイルでいわゆるデパ地下を想像していくと全然違います。
1階~4階までも何しろ狭いのにブランドごとに売り場を囲い込んでしまうから買いまわりしづらい。品揃えも「これは渋谷や新宿ならともかく浦和でこれを着ていたら浮くだろうなあ」とおもうようなセレクションです。買うものが無い!無印なんかどこでも買えるので、あそこでしか買えないものが欲しいですね。ZARAとかH&Mでワンフロア埋めてしまうとか、地下にカルチャー系を集めて(横浜ビブレや渋谷パルコみたいに)ジュンク堂でも買えない様なアート系の本を目玉にするとか、そんなふうに夢のある店にして欲しいなあ。
8階より高い市民サービスエリアがものすごくゆったりしていてうらやましいほどなのです。あれっぽっちのたてものにホントいろいろいれ過ぎです。さらに悪い事に浦和駅が高架工事中で西口に出るのにめんどくささを感じるせいで街の回遊性も悪いです。だめだ、ありゃ。
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