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2008/03/22

ルーシー

先週の土曜日、相当調子が悪かったのですがなんとか16時頃には動けるようになったので久しぶりにオルガンを聴きに行きました。リンクを貼ってありますオルガニストの柳澤文子さんのご紹介で、横浜みなとみらいホールでの早島先生(もちろん自分の先生ではありませんが、新宿文化センターのオルガニストであり東京芸大で教えていらっしゃるので友人知人の先生なのです)のリサイタル。少し遅刻しましたが堪能しました。

前半はバッハ、後半の一曲目は権代敦彦さんという若い作曲家の現代曲とメシアンの曲。オルガンといえばバッハと思っていらっしゃる方には権代さんの曲は相当刺激的だと思います。好き嫌いがはっきり分かれるとのことですが、自分は頭の中が活性化されてインスピレーションがわくのでとても好きなのです。オリヴィエ・メシアンもバッハに較べると現代風でしょうか。絵画やその他でも自分は東京都現代美術館で展示されるような現代的なものが好きで、バッハはもちろんすーっと入ってくるのでいいのですが、新しい作風のものが好きなようです。

横浜みなとみらいホールのオルガンは、愛称をルーシーといいます。月に一回のオルガン1ドルコンサートをはじめオルガンのコンサートが多く、愛されているオルガンです。ルーシーと較べると川口リリアのパイプオルガンはかわいそう。リリアでパイプオルガンが弾かれるのは今や年6回のオルガンプロムナードの時だけで、無料なのにもかかわらず聞きに来る人も少ないのです。ルーシーの1ドルコンサートは、時にあふれるほどのお客さんが来ます。早島先生のリサイタルも、やはり1ドルコンサートに較べると敷居が高くて聴衆は少なかったですが、でも数百人は来ていますものね。

日本ではパイプオルガンは教会にあるものを除けば富の象徴みたいな意味合いが濃いです。しかしホールを作ったはいいが、維持費もかかるし、厳しいホールが多いと思います。日本の若いオルガニストさんはそんな日本の、歴史の浅いオルガンをどう活性化していくか、なんていうことも考えていたりしますが時代性もあるしなかなか難しいと思います。やはり横浜クラスの都市でないとパイプオルガンを十分生かしていくだけの懐の大きさはのぞめないかなといつも思うのです。

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