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2008/02/24

英語と米ドル

皮肉な事にアジアの経済発展が進めば進むほど、英語がアジアの共通語となってきている気がします。今日、我が家のJICAホームステイと同じタイミングで、同じJICA研修員を受け入れたヒッポメンバーと話してびっくり。そのお宅には中国の女性が来たのですが、日本の大学の大学院で勉強をしている方なのだそうです。日本で勉強しているのに、大学で英語が通用するため日本語が全く話せないのだそうです。

昨日、土曜日の地球ラジオでは韓国の英語学習が話題になっていました。前から自分は聞いていましたが、韓国では英語教育が過熱しすぎていて、お母さんが幼少の頃から子どもを連れて英語圏の国へ行って英語を習得させる人が多いです。お父さんは家族の為に一人韓国に残って働き生活費を送金するそうで、中にはさびしくなって自殺してしまうお父さんもいるとか。韓国では1997年のアジア通貨危機のときに大変厳しい体験をした人が多く、英語が出来ないとまたあの時のような苦労をしなければならないのでは・・・という恐怖心が英語熱をあおっているようです。

以前も書きましたがマレーシアでも地域の言葉をまたぐ共通語として英語を使っているそうですし、フィリピンやインドのように歴史的背景から英語を話す人が多い国もあります。日本は韓国のような経済的ショックもなくぬるま湯のような中で英語をよそ事のように受け入れていますが、本気でやらないと10年後にはえらい事になっていると思います。

同じような現象が通貨にもいえます。アジアでは米ドルの信認が高いです。中国など、外貨準備をいくらかユーロに移し始めた国も有るようですが、民間レベルではなんと言っても米ドルをもっているのが旅行には圧倒的に有利。サブプライムの問題で米ドルが崩壊しつつあると新聞や週刊誌はあおりますが、外為市場での通貨流通シェアを見ると米ドルが43%、ユーロが19%、円とイギリスポンドが8%づつ、スイスフラン、オーストラリアドルあたりは3%づつしかないそうです。これだけ円が流動性をもっているにも関わらず円の影が薄いのは、日本政府の金融無策が原因なのでしょう。10年後米ドルが今より通貨流通量が少なくなる可能性もありますが、そう簡単には変わらないでしょう。日本円の8%は危ないと思います。10年後にはえらいことになっている気がします。米ドルの地位が落ちればその分円の地位も落ちるでしょう。株価が上がらないのはこのあたりにも原因がありそうです。

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