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2008/02/15

リーダーシップ

先週の地球ラジオ日曜日6時台で、「ニッポンチャチャチャ」というコーナーがあるのですが、アフリカのウガンダでオーガニックコットンを使ってワイシャツを生産し欧米へ輸出している工場の経営者として活躍している方の話でした。これ、まだネットで聞けるのでぜひ聞いていただきたいです。

日本で1950年代にワイシャツ工場を営んでいる時、ウガンダから引き合いがあり、取引が発展して現地に工場を移し政府と合弁という形でワイシャツを作り続けたそうです。ある時、クーデターがおこり内戦が勃発、現地の従業員がみんな工場に避難してきたそうです。その日本人工場長さんは従業員を全員工場にかくまうと、一人単独で武装勢力と交渉したそうです。この工場がウガンダにいかに貢献しているかを説いて、ここを攻撃する事はどちらの勢力にとっても、国の為にもならないと説得して工場と従業員を守り抜いたそうです。

そういう裏づけがあるので現地の従業員さんたちも、工場長の為にがんばって仕事をしてきたそうです。日本流のやり方で、遅刻はどんな理由があれ許されない、どうしても遅刻する時は連絡をする事であるとか、作業場の整理整頓を徹底する事であるとか、日本の工場流の発想で従業員管理をしてきたそうです。現地の習慣からするとかなりハイレベルな要求だったと思いますが、体を張って自分たちを守りぬいた工場長さんだからこそ、その要求にこたえるべく現地従業員さんたちもがんばったと思います。その結果規則が徹底すればするほど、商品であるワイシャツの品質も向上して行き、今では外貨を稼ぐ重要な会社と認識され、迫害を受けることは無くなったそうです。

この話にはリーダーシップの本質が実に分かりやすく示されていると思います。平常時にいろいろと無理な要求をして、非常時には自分からスタコラ逃げ出す経営者や管理職の多い事。あるいは部下に責任を押し付けて自分では一切責任をとろうとしない経営者や管理職の多い事。これでは従業員のモチベーションが保たれるわけがない。国内の企業の一連の不祥事の原因はつまるところリーダーシップの欠如です。

態度だけでかい管理職や経営者は要りません。無能な管理職が企業や官庁をダメにしているケースが多すぎます。ぜひ一度この地球ラジオの「ニッポンチャチャチャ」(日曜日の次の放送時間になると更新されてしまいますので、それまでに)を聞いてみてください。

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