コーヒーと紅茶
インドは世界有数の紅茶の産地。自分が行ったシッキム州ガントクへの山道の入り口にスイリグリという町があるのですが、ここから50キロくらい山の中に入ったところがダージリンです。ダージリンと言えば紅茶の代名詞と言ってもいいでしょう。ここにはトイ・トレインというミニ鉄道があって有名です。そのほかスイリグリから東へさらに行くとアッサム州です。アッサムティも有名ですよね。こういう土地柄なので地元の人はコーヒーではなく紅茶を飲みます。デリーのホテルではルームサービスにコーヒーと紅茶がありますが、紅茶は15ルピーでとてもおいしいものが出てくるのに、コーヒーは20ルピーと紅茶より高くてしかもインスタントコーヒーでした(1ルピーは約2.8円)。
日本では紅茶にもコーヒーにも砂糖を入れない自分。なぜかインドでは甘いミルク入り紅茶がとてもおいしくて病み付きになりました。朝少しウツ気味でつらい時にニラージュの家で出してくれたティは、飲むと頭がすっきりしてきて、30分もするとウツが飛んでいくような感じがしました。あの紅茶を日本で飲んでみたいなと思いましたが、全くだめですね。あれはインドでないと飲めないようです。
昨日のNHK地球ラジオでは「あなたのお住まいの国や地域ではコーヒーをどのように飲みますか」というテーマで投書を募集していました。東南アジアや南アジアではみんな甘くして飲むそうです。インドもなぜか甘いのがおいしい。コンデンスミルクを入れる国や地域もあるそうです。ものすごく甘ったるいのがなぜかおいしいインド。風土がそう感じさせるのでしょうか?それとも食べ物と関係があるのでしょうか?ちょっとした謎です。
ちなみに自分は、帰国してすぐは甘い飲み物を飲んでいましたが、次第にもとのように砂糖抜きで飲むようになりました。
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