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2008/01/16

ドル買いだ!

為替が1ドル107円を突破、106円台になりました。ニュースがどのように伝えているのか分からないのですが、「円高」と言っているとしたら、半分はあたりですが半分は間違いです。なぜなら今回の為替レートの推移からすると他の通貨に対して円は特に高くありません。前回1ドル100円近くになったときはユーロも1ユーロ100円くらいでした。今ユーロは短期的に円高になっているとはいえ長い目で見たら歴史的高値の水準から抜けていません。他の通貨も同様で、要は「円高」ではなく「ドル安」というのが適切です。同じ意味みたいですが決定的に違うのはほとんどの通過に対してドルだけがゴロゴロ転がり落ちている状況だからです。

経済誌ではドル崩壊などというタイトルがついていますが、これも正確ではないでしょう。確かに過渡期にあることは間違いありませんが、昨年のインドでは円は銀行や空港の両替所でなければ両替できなかったのに対し米ドルはホテルで簡単に両替できました。米ドルに対する信用が一気に崩れるような事はありません。特に今経済のけん引役であるアジアではユーロより米ドルのほうがずっと信用があります。

ひるがえって日本を見ると、改革は進まない、政治は停滞、給料は上がらないのに物価ばかり上がっていて(とはいうもののあらゆる物価を指数化すると日本は未だにデフレから抜け出していないともいわれます)、国内消費も盛り上がらないなど悪材料がいっぱいあります。アメリカの金融混乱が収まると今年後半くらいにはどーんと円安になる可能性が高いと思います。どーんと円安にならなくても15年も外貨預金をしながら為替を見てきた経験や知識からみて1ドル110円を割り込んだらドルを買って中長期的に損が出る可能性はかなり低いといえます。

稼ぎがあって余裕資金があるならば、自分なら、外貨預金以外の手段もいろいろありますがなにしろ、ドルを買うでしょう。

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コメント

自分がメインで使っている新生銀行でも、外貨預金が本当に気軽にできるのですが、往復の手数料がそれぞれ1ドルにつき1円。1000円単位からできるのだけれど、普通預金では利息もそんなに高くないので、やはり、定期を(ドルコストがお勧めだそうで、ちなみにニュージーランドドルは年利5%)始めるか、100万位の余剰金を持ってる場合、現在の106円が126円位に円安になるのを狙って、差益狙いでやりとりする。ちなみに、100万円、ドルに預けて、また円に戻すと、単純計算で手数料が2万円かかる。税金と手数料を考えると、10万円程度の軍資金ではまとまった利益を得るのは難しそうだけど・・・。まあ、やらないよりは勉強だと思ってやった方が良いかな。もう一度100円位つくのを待ってもいいかと・・・ひそかに考えています。

投稿: あきゅの | 2008/01/21 10:07

○あきゅの
100円突破は経験上かなり難しいと思います。自分は110円を割ったらドル買い、120円を超えたらドル売りというスタンスを持っています。手数料はあまり考慮せず、いくらが手数料込みで損益分岐点になるかだけをおさえて長い目で持つのが良いと思います。その間金利もつきますしね。ちなみにニュージーランドドルはシティバンクだと7%近い金利がつくので半年預けると今より1円円高になっても損益分岐点を越えないようです。ドル建てで債券投資信託を買うのも良いのではと思います。MMFも手数料が少ないのでよいですよ。

投稿: なんちゃん | 2008/01/22 09:49

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